もう幸せになんてなれない
色々なレッテルが
まるで勲章のように
僕を飾っている
人並みの幸せとか
充実した時間とか
生き甲斐とか
熱意とか
みんなみんな
なくなって
もう何も手元にはない
誰かが僕を定義して
完全に塗り固めたけど
そんなことで
僕という異物は
息することをやめたりしない
さっさと終わりにしてくれ
誰のいいなりにもなれない
誰の定義にも従えない
全くの反逆者の首を
早く落としてくれ
そうすれば
そこに倒れているしかばねに
誰かが花を供えるだろう
形だけの
精神の造花を
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます