カンバス

絵の具が尽きるまで

筆が折れるまで

手が動かなくなるまで

ひたすら

何かを描いていたい


目の前にある景色

心の中の光景

現実も空想も区別なく

できる限り

限界を超えても

描き出していきたい


綺麗と言われても

汚いと言われても

描きたいんだから

描くしかないじゃないか


誰かに嫌いと言われても

きっと描くことはやめないだろう

誰かが素敵だと言っても

少し会釈するだけで

きっとまた描くことに戻るだろう


ただ描きたい

描き続けたい

目の前のカンバスに

ひたすら

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