神様の手違い

欲しいものはくれないのに

いらないものは押し付けてくる

優しいようで

残酷で

問い詰めようにも

そっぽを向いて

聞く耳持たないというそぶり


なら

手元にあるものだけで

なんとかする以外にないじゃないか

気持ちを落ち着けて

手探りで自分を変えていく


やっと形になったと思ったら

急にそれが目覚めて

全てが簡単に進んでいって

今までの苦労はなんだったのか

やっぱり問い詰めたいけど

そっぽを向かれて

何も言えない


結局

神様なんて

あてにはならない

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