第315話 ダンジョン発見
大統領から説明された街の場所は地図で指し示して貰い、街の名前や規模を確認した。
直ぐにアルフレッド、レニス、レーヴェン、ドラゴニュート達を引き連れて広間に向かう。そして目的の街中に直接ゲートを出した。即ドラゴニュート達が入って行き、魔物との戦闘が始まった。
最近メキメキと頭角を現し始めたアルフレッドが、自らの仲間を率いて陣頭指揮を取っている。勿論総大将は俺だが、今回はアルフレッドに任せた。街を奪還するか、原因を掴むまでを指示していた。
アルフレッドが独自に集めたパーティは目を見張る活躍をしていた。ヒーラーも居て適時回復をしていたり安心して任せられる。
兄貴兄貴とお調子者だったが、今は仲間から兄貴と呼ばれ、俺の事も陛下やランスロット様と少なくとも人前では言えるようになっていた。
勿論彼の仲間もドラゴニュート達も俺と契約をしている。
特にアルフレッドは俺が自堕落に振る舞っていてサボっていた時期も仲間とダンジョンに籠もり修行していたりした。
俺の周りにはホーネットやフレデリカを護衛として配置していた。レニス、レーヴェンは街の中心部の探索に出て貰ったからだ。
1時間程度でオークを中心とし、ミノタウロスの群れ等もいた魔物を駆逐したが、殆ど魔石に化けていた。
つまりダンジョンから出て来たばかりだったのだ。
街の周辺探索をアルフレッドにお願いした。新たな指令だ。
又、周辺の魔物の駆除はサラマンダーに託して100体位を放った。
街は全滅は免れていた。今では歴史資料館となっている古城があり、そこに市民が逃げ込んでいて籠城をしていたのだ。
レニスから報告があり、俺達は言われた場所に向かった。アルフレッドには念話の指輪を渡してあるので、古城に向かう旨を伝えていた。
しかし、道中殲滅した筈の魔物と遭遇した。奴らが来た方向を調査すると程なくして怪しげな地下への入り口が見えてきた。いかにもな入り口だ。
その入り口からは魔物が湧いてきていた。つまりここが魔物の発生源であった。
アルフレッドに街を任せ、親衛隊たるプレヤデス、久し振りにブラックスワン、レニス、レーヴェンを率いて急遽ダンジョン?の調査殲滅に乗り出すのであった。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます