第66話 神扱い
ミアプラを治しまだまだ別世界に思考が逝っているので、お姫様抱っこで脱衣所に連れて行き、待機していたエリシスに着替え等を託して次の娘を連れて行く。
次は2番の商人の娘だ。名前はセッカと付けた。
2 17才 79-52-80 破綻した商人の娘 奴隷歴3年 赤髪ショート 特技 計算と交渉 性奴隷にしか見えない 美人だが少し顔つきがきつい
とメモしてたな。
彼女の体を見るとやはり酷い。見慣れて来た為か、治すのが当たり前に思っているのか怒りは湧かない。ふと気が付くと
『こいつ惨めだよな』
と覚めた目で見ていた。それでも理性は治してあげなきゃと思い、治すと確実に己の信奉者の出来上がりと淡々として進めている
『いかんいかんゲスモード発動以下だ。人間として駄目になりつつ有る。ちゃんとこの子に何が有ったのか受け入れて、新たな人生を与えてあげなきゃな。この子の胸も大きくしてやろう。グフフフ。揉み応えのあるのがいいなあ』
と段々ゲスモードに移りつつ、やっていることは至極真っ当なのだが、目的がやはりハーレムうはうはな18才の思考で動いている。
格好付けの為か周りにはそれが目的では無い、欠損奴隷だけでも救ってあげたいという普通は考え付かない、志の高い考えで聖人君子の如く振る舞っているように見えるように孝動(行動ではない)した。結果的に女性が心底惚れてハーレムがドンドン拡大している一つの理由だ。
男の奴隷を買ったのは確かに執事要員や屋敷の警護要員が欲しかったが、根っこは女奴隷しか買わない単なるすけこましと言うのを行動で解消したかっただけなのだ。カモフラージュである。
結果論で言うと大当たりな行動なのだが中身が違っている。
今もこの後待っている刻印の儀が楽しみで仕方が無い。
本来の45歳の志郎が思わない事を普通に考え実行している事実に志郎は思い悩む時が有る。本能の赴くままに行動できる本当の18才だったらどんなに楽な事だろうか。
そんな俺も今はナンシー、セリカが癒やしてくれる。
お陰で未だに正気を保っていると感じ取っている。
と長々考えていても仕方が無いので治療を始めた。
「貴女にセッカと言う名を与えます。これから手足と顔を復元していきます。もう少しの我慢です。今までよく頑張りましたね!」
彼女の胸に手を当て回復を行っていく。顔つきが少し変わったりした。治療の時に、
『この子もう少し表情が柔らかかったら可愛げが有るのに』
と思っていたのが原因なのと
『もうちょっとおっぱい大きかったら揉み応えが有るだろうなあ、脚ももう少し長くて筋肉質で細かったら完璧だろうなあ』
等と雑念を持っていた為少し補正が掛かった。
そこにはきりっとしているが優しそうな感じの以前の面影を残しつつ俺好みに程なく近い美少女。胸も一回り大きく好みのサイズになっていた。ついつい手を伸ばし揉んでいた。
「どうだい?胸を触っているがちゃんと感覚は有るか?異常が無いかまず鏡などで確認してくれ」
と鏡を渡して確認しているセッカを眺めていてついつい後ろから抱き付いてしまった。
「怖かったろう、悲しかったろう、辛かったね。ここは安全だから俺を頼ってくれれば良い。ここでは家族同様に皆を扱うつもりだからね」
と言うと俺の手を左胸に添えて
「あ、あ、あのでしゅね、治してい頂き感謝します。抱いて下さい。そのまま滅茶苦茶にして下さい。ランスロット様へ全てを捧げます。ですから性奴隷として捨てずに置いて下さい。酷いことをしないで下さい」
と覚悟を決めて言ってくる。前の主人から余程酷い目に遭ったのだろう。
「滅茶苦茶になんかしないよ。君を抱く時は、恋人と同じように丁寧に抱くよ。それに性奴隷になんてしないよ。恋人や妾にはしても性奴隷なんてそんな失礼な事を絶対しないから出来れば二度と言わないでくれると嬉しいんだ。大切に扱うよ!」
と優しくキスをしてあげて
「体に異常は無いのかい?」
と聞くと
「はい。顔のラインが少し変わってるけど変態貴族に殴られた所為でしょうか?自分で言うのもなんですが、以前より美しくなっていると思います。なんというにょか、私自身が顔もう少しこうだったらなと思っていたのが実現したって感じなんです。あと、そにょね、おっぱいが大きくなってるんです。ね、ね、以前より大きいでしょう!私って胸が小さいのがコンプレックスで、これくらい有ったらなと思っていた大きさなんです」
とちょっと呂律が怪しかったりしたが治療に満足をしてくれたようだ。
泣いて抱き付いているので背中と頭を撫でてあげてると、息子に悪戯をされてしまった。
等々あったがまだ立てないようなので抱っこして脱衣場に連れて行き、次の娘の治療に入った。
次は1 18才 80-54-82 没落貴族の令嬢 奴隷歴2年 金髪碧眼 性奴隷にしか見えない。顔は奇麗だが能面
とメモしてたな。
彼女の体をまじまじと見ていると酷い目に遭ったのだろうと余りの理不尽さに怒りがこみ上げてきた。
『あの変態貴族は殺す。人として許されざる行為だ』
と怒っているとふと自分が今怒っていると思い、安心した。感情があると。
『彼女欲しかったんだよな。顔が結構好みだし気品がある。顔が能面なのが気になったが、奴隷で心を閉ざしてたのかな。胸はもう少し有れば谷間も楽しめるかな?』
と涎を垂らし己の欲望を思い浮かべながら治療をしていた。
まず治療をと彼女の胸に手を当て回復を始めていた。
段々修復されていく様子を見ていると彼女の胸に膨らみを感じ始めた。
回復が終わると胸を揉み、突起をぺろりとして反応を確かめると反応がきちんと有り安心した。そして鏡を渡した。
「修復が終わったよ。体異常が無いか?胸を先程触診したが感覚は大丈夫か?それとね君にはサラと名を付ける」
「はいありがとうございます。これはご主人様による処置でしょうか?胸は大丈夫ですから、あ、そ、その夜伽もちゃんと出来そうです。あと、その、顔つきが少し変わったのと、触って頂いたのなら分かるかと思いますが、私の乳房が少し大きくなっていますの。
感謝しております。勇者様と聞こえました。わたくしをどうぞ如何様にも扱って下さい。」
とおもむろに俺に手を胸に当て、俺の顔をまじまじと見てからキスをしてきた。
「どうか勇者様わたくしを抱いて勇者様の庇護下に置いて下さいまし。妾でも性奴隷でも構いません。ですがどうか、どうか酷い扱いだけはご容赦願います。」
と声を震わせながらおしっこを漏らしていた。体も震えている。
俺は体にお湯を掛けてもう一度丁寧に洗ってあげて優しく抱いて撫でてあげた。困った事に棒も伸びきっていてお腹に当たったが構わずに
「恐かったんだね、辛かったんだね、大丈夫だよ。ここには君に暴力を振るう奴はいないよ。刻印の儀も優しく丁寧に行うよ。俺はね君が欲しかったんだ。前回のオークションでは予算が足りず落札できなかったんだ。買ってあげてればこんな酷い目にはあわなかったのに済まなかった。それとね俺は君を性奴隷なんかにはしないよ。暫くは奴隷として屋敷で過ごして貰い、冒険者になって、身を守れるように俺がしてあげる。
俺に着いてこい。俺の女になれ。守ってやる。女として生まれた事を感謝するようにしてやる。絶対に手放さない。俺の女になって欲しい。君の心も体も全て俺の物にしたい。大切にしてあげる!」
「勿体ないお言葉です。わたくしを貴男の女にして下さいまし。勇者様の色に染めて下さいまし。奇蹟を起こされる聖人様!この癒やしの力は正に神がお遣わせになりました聖人様で間違いありません。この奴隷の卑しい身で有りますが身も心も既にランスロット様に捧げております。お慕い申し上げます。」
やはり信者になっている。まあいっか。本当に綺麗な娘だよな。涎が出そうだ。と思っていると彼女が汚れを拭きますとちょっと出ているのを手で拭き取ってくれた。さりげなくだ。
体に異常は無いようなので脱衣場に連れて行きシータ達に託した。
次に獣人族の娘
恥ずかしそうに入ってくるがお構いなしに胸に手を当て
「欠損部位修復」
と唱えると腕が再生された。
ついでに体中異常が無いか触るが特になし。
脚と手とうなじに少し毛が有るが、前は人間そのもの。
胸は14にしては立派な物をお持ちでした。成長が違うのかか?
大丈夫そうなので
「異常が有ればすぐに言うんだよ。君は戦士の様だね。所で尻尾は触っても良いのかな?君にはアンバーと名前を付ける」
と既に触ってもふもふを感じていると彼女は涙ながらに
「あう。その腕を回復、・・・して頂き・・・あう・・・あう、有難う御座います。あの、その、もう私は貴男の女ですのでこの場で交尾して頂いても構いません!」
流石に俺も焦った
「あ、あのさ、腕を治して貰い感謝しているのと君が奴隷で俺が主人だからと言うのは分かるが、俺も流石に14才の子とは致すのは躊躇うよ。もっと自分を大事にしようね!」
と言うと俺が握っている尻尾を指さして
「獣人の・・・あう・いあい・・女は・・・あう・成人後初めて尻尾を握られた異性と・・・うあう・・交尾する決まりが有るんです。それに勇者様は格好いいですし、掟が無くても好きになっちゃいました。その、尻尾はあああう、敏感な所なんです。」
正にすけこまし発動中で有る。どうやら尻尾は触ると色々不味かったらしい。話を聞くと9日前に誕生日を迎えて14の成人になったという。
「分かった。俺の女に成って、皆を守ってやってくれ」
と了承してしまった。後でナンシーとシェリーにどうすれば良いのか聞こう。それにしても尻尾って気持ちいいな。朝までもふりたいモフリストの気持ちが分かるが危険だな。この尻尾は。ああもふもふ!もふもふ万歳!
取り合えす脱衣場に向かわせて、次の娘に入るように指示をした。
女性では自分が最後だとエルフが入って来た。
滅茶苦茶綺麗で有る。線が細い。元の胸はどうなんだろうか
「今から君をミザリィと名付けて治療をする。君のおっぱいを見た事が無いのでどういうサイズなのか、形が分からないから教えて欲しい。そうしないと思ったのと違うおっぱいになってしまうと思う。まず腕ね。君には恋人が居るのか?」
と言い腕を修復した。彼女の裸体はすらっとしている。脚も細くウエストもお尻も小さい。胸も小さいんだろうな。種族特有の事なのかな?
「腕が生えた!ああ神様だ神様がここに居る。嬉しい!。私には恋人は居なかったんだ。男性経験は私を買った主人のみだよ。処女じゃ無くて済まないな。可能ならランスロット様が初めての相手で有ったらと悔しいが仕方が無い。処女じゃないのがいやでなければ側女にでもして下さい。胸は、貴男の好みでやって欲しい。貴方が再建されたサイズが私の本来のサイズだから。よろしくね。」
と結構さばさばしている。トリシアのように粗雑じゃないが姐さんって感覚で喋ってるのかな。
と言うので思い浮かんだのはナンシーのサイズ。
『エルフに暴乳良いなあ』
と思っていると出ました!来ました!でかいのが。
「ちょっと大きいか?ちょっと触診するからね感覚有るか教えてね!」
と言うと揉みしだいてしまい、つい
「モミモミモミモミマッサージ・マッサージマッサ~~ジ」
とNFKの子供向け番組で歌のお兄さんが歌うような歌を機嫌よく歌っていた。彼女は涙目で
「堪能した?私のおっぱい気に入った?ランスロット様の手は気持ちよかったよ!」
「あれ?お前今男性経験有るって言ってるがステータスに処女って出てるぞ」
と言うと彼女も確認している
「えええええ!なんでえええあ、あ、真面目に確認して欲しい!そんなわけ無いのに。あいつに散々凌辱されたんだよ私は。」
「じゃあ真面目に触診と目視確認を行うから君も鏡で確認してね」
確認したら間違い有りませんでした。二人して驚いてしまいました。どうやら俺の心が処女じゃないのが残念だと思っていたのが原因で膜が再建されたようです。
彼女は泣いていました。リセットされたと。
彼女の肉体だけで無く心も救ってしまったようです。
皆と同じように身も心も捧げると言い風呂場を後にしていきました。
俺は食堂へ向かった。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます