3/12 未だにテレビを見る。
昨日は、公開するのがしばらく先になる予定の短編を完結させることを優先しておりました。
物語を完結に運べた満足感や喜びは、何物にも代えがたいですね。
アニメの方は、「ゴールデンカムイ」をみたり、「ブラックラグーン」のビデオシリーズ(原作の最新エピソードにあたるやつ……最新っていってももう十年近く前になるんじゃなかったっけ?)をみたり、銃だの刃物だのを振りかざす奇人変人アウトローが暴れまわるものを中心に楽しんでいます。
そんなこんなで動画配信サービスの恩恵に浴することが多くなったのでご無沙汰することがおおくなったのですが、基本的に私は未だに地上波のテレビを見る方です。朝には朝ドラからあさイチをみるし、日曜には朝にはニチアサ、夜には日曜劇場を見ちゃうし、火曜日にはここ数年勢いづいている火十のドラマを眺めてしまうし……という塩梅。
恥ずかしい。このご時勢地上波のテレビ見るとかすんごい恥ずかしい。ああ「テレビなんて見ねえし、受信料払いたくない」とか言える人がうらやましい。でも元々度を越したテレビっ子だったこともあって、テレビというメディアには愛着があるのです。故ナンシー関も大好きだったし。
確かにテレビは功罪の罪の方が多いような気がするし、特に中高年しか見なくなったと指摘される昨今のテレビ番組の質の劣化ぶりは激しいし、見ていて忸怩たるものがある点は否めないのですがそれでもやっぱり切り捨てられない存在がテレビですね。
というわけで、なんとなくみてしまう、やっているとホッとするテレビ番組などを挙げてみます。
●日曜日
・ニチアサ(プリキュア~戦隊ものまで)
いつごろからか、プリキュアみないと日曜の朝を迎えた感がしない体になっていた。ちなみにプリキュア視聴歴はフレッシュプリキュアからになる。
仮面ライダーや戦隊ものは私にとってはプリキュアのオマケという位置づけだったりするけれど、見ているとそれなりに愛着が湧いたりするので最終回を迎えた時はそれなりに寂しい。
・日曜劇場
TBS系夜九時のドラマ。やたらスケールをデカくしたがるのが特徴。「半沢直樹」のヒット以降、なにかというと池井戸潤原作のドラマをよくやる。でも恥ずかしいけど楽しいんだ、池井戸ドラマに出てくるいかにも偉そうな悪者がギャフンという様を待ち構えるのが。
今やってる「テセウスの船」も見ていたけど、一週見逃したので何がどうなったのかが分かっていない。
●月曜日
・「グレーテルのかまど」
物語に登場するお菓子、著名人に愛されたお菓子などを実際に作りながら紹介する番組。Eテレで夜の十時からやってる。ヘンゼルとグレーテルの子孫という設定の瀬戸康史が、声だけ出演しているキムラ緑子と掛け合いでお菓子を作ってゆくのが見どころ。どうでもいいが、この番組のせいで瀬戸康史さんのことをついヘンゼルと呼んでしまう。
もともと絵本や外国の物語に登場する食べ物が気になってしょうがない人間としては無視できない番組なのでかかさず視聴している。
未だに心に残っているのは、米原万里の『旅行者の朝食』に出てきたハヴァルを作ってくれたこと。最近では『モチモチの木』に出てくるあのモチを作った回が印象深い。モチモチの木のモチ、作るのがめちゃくちゃ大変そうでした。
・「100分で名著」
「グレーテルのかまど」の後にやってるEテレの教養番組。タイトル通り大体四週で世界的な名著の中身を紹介するという番組。とりあげる名著は小説から思想書、哲学書、宗教の本など様々。
これぞEテレ、という落ち着いた雰囲気と、堅苦しく難しくなるのを防ぐ伊集院光のトークがここちよく、なんとなくついつい見ている。ついつい見ているだけでちょっと賢くなったような気がするお得感もいい。
●火曜日
・「サラメシ」
NHK総合夜七時半からやってるバラエティ。働く人のお昼ご飯をただただ紹介するという内容で何年もやっている。日本にはいろんな職種や職場があるんだなぁ、とボンヤリ感心しながら見ている。
たまに社員持ち回りで賄いを担当する習慣のある職場などが紹介されることがあり、「こういう所に就職はしたくないなぁ」「私だったら当番の三日前あたりからストレスで吐きそうになってるな」という感想を抱いたりするのもまた楽しい。あと、弁当カメラマンの人が結構馴れ馴れしいのも毎回気になっている。
・「マツコの知らない世界」
TBS火曜九時のバラエティ。マツコがその道のマニアの人から話をきき、マニアックな知識やその世界を世に知らせる番組。
こういう系統の番組はみてしまう。マツコが時々マニアの人のトークを遮り気味なのが気になる。
・TBS火曜十時のドラマ
ここ数年TBSの看板として順調に育ってる感のある枠ですね。マツコからの流れでなんとなくみていることが多いのですが、毒にも薬にもならんラブコメドラマをやってたりするととりあえずホッコリする。
昔はラブコメドラマなどコバカにしていたものですが、月9ですら無駄にシリアスな医療ドラマか刑事ドラマしかやらなくなった昨今、恋愛に一喜一憂している美男美女のドラマが放送される社会の豊かさみたいなものを感じないわけにはいかなくなるのですよ。
●水曜日
・テレ朝夜九時の刑事ドラマ
ものすごいファンというわけでもないけれど、「相棒」をやってるシーズンはなんとなく嬉しい。
・「水曜日のダウンタウン」
BPOによく怒られているTBS水曜夜十時のバラエティ。ダウンタウンの全盛期にテレビっ子をやっていた者をひきつけるフェロモンを放っているために見てしまう。
ダウンタウンに対してはこじれまくった感情があったりするが、機会があればぶちまけたりしるかもしれない。
●木曜日
・木曜ミステリー
今だと科捜研をやってるあの枠ですね。京都を舞台に殺人事件が起きている様子を眺めながら「ああ~、木曜日だな~」とかみしめている。それが一週間のルーティンに組み込まれている気がする。
あとは「アメトーーク」を回によって見たりするくらいですね。
●金曜日
テレ朝が枠をいじりにいじってくれたせいで、見る番組がなにもない曜日になってしまった。
金曜ロードショーで気になる映画をとりあげた時にチャンネルを合わせるくらいですかね。
●土曜日
・「嵐にしやがれ」
日テレ夜九時からやってる嵐メインのバラエティ。嵐はみんなソツないなぁ、リーダーはいつも眠そうだなぁ、とそんなことを思いながら見ている。
……今こうしてつらつらと番組をあげてみて、フジの番組が皆無であることに慄然とした。フジ……なにかというと坂上忍に頼る、そういう姿勢がますますあかんのやぞ……?
それと、視聴率王日テレの番組をほとんどみていませんね。単に私が日テレのバラエティが好きではないので見ないだけなのですが。
日テレバラエティには特有のノリがあり、私はそれを非常に苦手としているのですが、そのノリがどういったものなのかが伝わる人と伝わらない人に二分されるのがもどかしいものです。
そんなことで三千文字近く費やしておりました。それでは今日はこの辺で。
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