第103話 しらす丼(3)
続いてシャルが丸盆を一つだけ運んでくる。
まだ左右の手に一つずつ持つことができないので、一つだけだ。
「おまたせなの」
そっと丸盆をテーブルに置くと、そっと滑らせるようにしてイレネの前に差し出した。
丸盆の上には、ウーゴやヘマの丸盆の上にある飯茶碗よりも二周りほど大きな茶碗――いや、丼だ。
その丼の上には、雪のように白く、小さくてふわりと柔らかそうな白い小魚が小山のように盛り付けられている。
その中央にはその白い魚と同じくらい真っ白な――大根おろしが円錐形に固めて置かれている。先端が少し黄色く染まっているのは、摩り下ろした生姜が少量入っているということだ。
右隣に用意されているのは、味噌汁。
具は大根と油揚げだ。ウーゴやヘマの料理と同じものが入っている。
その向こうに用意されているのは、玉子焼き。
シュウが作るだし巻きは料亭仕込み――出汁がたっぷりと入り、ふわりと柔らかい玉子焼きだ。出汁が入るぶん、脆くなり易く巻き込むのが実に難しい。
だが、この玉子焼きは違う――出汁ではなく、砂糖を入れた甘い玉子焼きだ。
だし巻きの感覚で焼こうすると、砂糖が入った卵液は焦げやすくなる。だが、火加減を上手く調整し、実に丁寧に焼き上げられている。
「これはなに?」
「これは、『しらす丼』なの。えっと――」
「それは『イワシ』の子どもを塩茹でしたもので、『釜揚げしらす』とシュウさんの国では呼ばれているものよ。そちらのタレをかけて食べてくださいね」
シャルがイレネに説明しようとしたところに、クリスがロラの分を持ってやってくる。
そっとロラの前にイレネと同じものを差し出すと、そのままシャルの説明を引き継いだ。
「骨まで柔らかく食べられるから、育ち盛りの子どもにはいい食べ物なんですよ。シャルもよく食べてるわ、ねっ?」
「うん、シャルこれ好きなの」
「おいしい?」
イレネは真剣な目で丼の上に盛られたしらすを見つめると、顔をあげてシャルに向かって尋ねる。
数週間とはいえ、シャルもこの店を手伝ってきたのでここで初めて海の魚を注文した客を見てきているが、こういう反応は初めてだ。だが、尋ねられた内容はとても簡単なこと。素直に自分の感じた通りのことを口にする。
「おいしいの。ふわっとしていて、やわらかいの」
実際にシャルの賄いには定期的に釜揚げしらすが出る。
この店に身を寄せることになった時、シャルは痩せていた。大人が徒歩で一日かかるような距離を夜通し走っていたのもあるが、それよりも前から食糧事情が悪かったのだ。
父親のロイクは五年前に徴兵され、三年前から母親のアルレットは病に悩まされた。年々、畑の面倒を見ることができなくなり、この一年程度は同じ村の人たちに残り物を分けてもらい、生きてきたのだ。栄養状態が悪かったのも仕方がない。
「そうか、これは……『ウナギの稚魚』よりも小さいな。『イワシ』の子どもかぁ」
「そうねぇ、私も初めて見るわ」
ウーゴとヘマも初めて見るといった感じだ。
「そういえば、『鰻の稚魚』は生だと透明だ。こうして火を通したものをたっぷりと乗せたものを見るのは初めてかもしれん」
「そうね、身が小さいわ」
この国ではウナギの稚魚をニンニクとオリーブオイルで煮て食べる。卵で綴じてオムレツにすることもあるが、それは貴族や裕福な商人の食べ方だ。大規模な養鶏が行われておらず、現代日本のように卵を気楽に手にすることができないのだから仕方がない。
「珍しいのはわかりますが、どうぞ冷める前にお召し上がりくださいね」
「お召し上がりなのっ」
クリスとシャルが軽く頭を下げると、薔薇や林檎、ベリーの混ざった甘い香りを残して厨房へと向かい、姿を消した。
すると、全員の食事が揃ったことを確認したウーゴが口を開く。
「よ、よし。いただくとしよう」
クリスがくるとヘマを中心にピリッと引き締まった空気が広がるせいか、ウーゴも少し固い。更に、はじめて日本の料理を食べるイレネとロラは更に固くなっている。
「お父さん、どうやって食べればいいの?」
「――いいの?」
イレネがウーゴに尋ねる。ロラも訊きたかったことをイレネが先に尋ねてくれたように語尾だけ合わせて声に出した。
「ん、ああ――最初は木匙を持ってスープ、おまえたちはそのまま木匙で食べればいいだろう。
クリスが言っていたが、そこの『しらす』にはタレを掛けて食べるんだぞ」
「「はーい」」
ウーゴに言われ、二人は慌てて添えられた容器からシラスの上にタレを掛け回す。
「あ、あんた。作法とかそういうのはあるのかい?」
「最初にスープ、次にこの『白いごはん』の順に手をつける。料理を食べるのはこの木匙でもいいし、この変わったフォークを使えばいい」
「これは……変わったフォークだねぇ」
「確かに変わった道具だが、意外に使いやすい。それに、この箸とかいう木の棒を使って食べる客もいるぞ」
ウーゴは丸盆の上に置かれたままの箸を手にとって見せる。ウーゴ自身は使ったことがないが、使い方を教わった客が使っているのを見たことがある。
しかし、ウーゴは意外に使いやすいフォークを選んでいる。料理で二又の調理用フォーク――現代日本では鉄板焼の店などでも使われている――を使うことがあるので、なんとなく使っていた。
「そうかい――じゃ、あたしもこの木匙を使おうかね」
ヘマは右手に木匙を取ると、ウーゴに言われたとおり味噌汁に手を伸ばす。
木匙が味噌汁の中に沈み、壺の中に大根と油揚げが流れるように入ってくると、そのまま掬い上げて口へと運ぶ。
イレネとロラは何の躊躇もなく初めて見る料理に手を伸ばす母の様子をじっと見ている。すると、ウーゴも味噌汁椀を左手に取って、口縁に口を押し付けてズズと啜ってみせた。
両親の姿を見て安心したのか、イレネとロラも木匙を右手に取ると、そっと味噌汁椀に木匙を沈める。
木匙が入ると流れが生まれ、味噌が溶けた部分と、上澄みになった出汁の部分が自然と混ざり、全体を味噌の色に染め上げる。
そのまま木匙を掬い上げると、出汁を吸って半透明になった大根と刻んだ油揚げ、刻んだ青ネギが壺の中に入っている。
イリスは木匙を鼻の前まで持ってくると、鼻を近づけて匂いを嗅いだ。
「――魚の香りよ。あと、甘い匂いはたぶん『大豆』の匂いかねぇ。美味しいから、飲んでみなさい」
躊躇するイリスの背中を押すようにヘマが勧める。
魚を食べ慣れているヘマと違って、初めて海の魚の匂いを嗅ぐイリスやロラにはこのようなアドバイスは大切だ。
少し息を吹きかけて冷まし、イレネは味噌汁が入った木匙を口の中に入れる。
ぱっと広がるいりこ出汁の香りに、米味噌の甘い香り、大根の土の香り、ネギの香りが混ざり合い、ふわりと鼻へ抜ける。鼻の前で嗅いだときよりも、香りは柔らかく丸くなっていて、食欲を唆る。
そして、具に歯を立てると、大根は力入れることなく崩れて消え、油揚げと一緒になって含んでいた出汁と味噌の味を舌いっぱいに広げる。
「おいしいっ!」
「おいしーっ!」
イレネとロラはそれぞれ違う表現で言葉にする。
「そうかそうか、おいしいかっ」
初めて食べる料理を受け付けなければどうしようと少し不安になりかけていたウーゴも、二人の様子を見て安心し、隣に座るイレネの頭をクシャクシャッと撫でる。
突然、そして久しぶりに頭を撫でられたことで、イレネは驚いたようでウーゴを見上げる。
そこにはただ、嬉しそうに笑顔を見せるウーゴの顔があった。
――せっかく整えてきた髪が崩れちゃうじゃない……。
家族で食事に出るというイベントなので、おしゃまなイレネは頑張って髪を整えていたのだが、少々崩れてしまっている。
イレネは小さく頬を膨らませるが、ウーゴは既に食事の方に意識が向かっていて気づいていない。
イレネは何やら子どものような目で鯖の塩焼きの身を解す父――ウーゴの顔を見上げると、少し大袈裟に溜息を吐く。九歳という年齢にそぐわないその動作は、明らかに呆れ返ったようにも見える。
ただ、その溜息を吐くことで気分転換できたのか、イレネはしらす丼の方へと目を向ける。
無数のしらすが丼の上にふわりと優しく盛り付けられている。
このマルゲリットに、ここまで白い食べ物というのは他に見当たらない。そのまま食べるのであれば違和感があるかも知れないが、丼には既にタレを掛け回したあと。
白い雪のようなしらすの身と大根おろしは一部が茶色くなってしまっている。
イレネはそこに木匙を突き刺し、適量を壺の中に入れて口元へと運ぶ。
白い湯気がごはんから立ち上がる。
漂ってくるのは小さいながらもイワシ特有の身の香り。そこに、醤油のカラメルのような香りと煎り酒のふくよかな香り……更に酢橘の爽やかな香りが加わり、魚臭さというものはほとんど感じない。
そのことを確認するように匂いを嗅ぐと、イレネは二回、三回と息を吹きかけ、大きく口を開く。
ふっくら、ふわりと柔らかいしらすの身が舌に触れると、ほろりと崩れて消える。
だが、塩気の効いた身の味、小さな内臓からでる複雑な味が口いっぱいに広がると、あとから甘味が追いかけてくる。新米を使った白いごはんの甘味だ。
「おいしい……」
口の中に入っていたしらすと白いごはんが喉をするすると通り過ぎたあと、イレネはその余韻を漏らさないよう、小さく呟く。
ふと目をあげると、ウーゴとヘマは久しぶりに食べる鯖の塩焼きに夢中だ。だが、正面にいるロラの様子がおかしい。じっと丼のしらすを見つめている。
「どうしたの?」
「えっとね、えっと……」
イレネが心配してロラに声を掛けると、ロラが泣きそうな顔をして見上げた。
「お魚さんが、見てる」
「え?」
「どうしたんだい?」
話を聞いていたのか、ヘマもロラの言葉に反応した。
「お魚さんが、私を見てる……」
「目が合ったってのかい?」
ヘマが呆れた口調で問うと、ロラは視線を動かさずに首だけ縦に動かして返事をした。
そう言われると、ヘマも丼の中が気になってしまう。
白い目玉、針の穴のように小さく超つぶらな黒い瞳……。
どこから見ても目が合う襖絵の虎のように、すべての目が自分を見ているように錯覚する。
だが、そもそも、しらすの方は全て死体なのだから目が合うも何もあったものではない。
大人のヘマからすれば、そんなことを気にすること自体、馬鹿げたものに見える。だが、目を瞑って食べなさいというのは簡単だが、目を瞑らせて食べさせるというのも間違っている気がする。
「困ったわねぇ……」
ヘマがため息を吐くように言葉を漏らすと、そこにお代わりごはんが入ったお櫃を持ったクリスがやってくる。
クリスは四人席の中央にお櫃を置くと、ロラの丼の中が減っていないことに気づく。
「どうしました?」
「い、いえ――何も……」
「クリス。すまないが、娘が魚に目が合って食べづらいと言うんだが、なんとかできないか?」
ヘマが気を遣って誤魔化そうとするのだが、ウーゴが代わりにクリスに相談する。
「目が……ですか。そうですね、大丈夫です。少々お待ち下さいね」
クリスが厨房へと戻っていくのを見送ると、イレネも自分が食べていた丼に目を移した。
――ロラの言うとおりね……。
最初、イレネは何も気にせずにしらす丼を口に運んだのだが、いざロラから「目が合う」などと言われてしまうと気になってくる。そして、まだたくさんのしらすが丼に乗った状態でその目を見てしまった。
一度、目が合っていると思いこんでしまうとなかなかその深みから逃れるのは難しい。少し目を逸しても他のしらすと目が合ってしまう。いや、丼の上に乗ったすべてのしらすが自分を見つめているようにさえ感じてしまう。
その結果、イレネも木匙の動きが止まってしまった。
――じゃ、こっちの卵料理を……。
イレネは丼に目を向けないよう、気をつけながら玉子焼きに木匙を持った手を伸ばす。
焦げ目ができないよう丁寧に焼き上げられた玉子焼きはとても鮮やかな黄色。
そこを木匙で突付いてみると、表面は確りと焼き上がり、弾力がある。その押し返すような硬さに負けないよう、力を入れて木匙を差し込むとするりと木匙の先が中に入り、ほろりと崩れる。
イレネは崩れた玉子焼きを木匙の壺に掬い入れると、そのまま口へと迎え入れる。
ふわりと口内に広がる玉子の風味。
舌で潰れるほど柔らかく、ほろほろとした舌触り。砂糖の甘味と玉子のコクが舌にひろがる。食べ慣れていないマルゲリットの住民なら、それがとても贅沢な味であることは間違いない。
「ふわあっ……」
「今度はどうした?」
思わず声を出してしまったイレネに今度はウーゴが反応する。
静かに食べていたいと思っていたウーゴも、さすがに少し気分を悪くする。
「これ、甘くてすごく美味しい!」
イレネが声を出すと、慌ててロラも木匙で玉子焼きを口にした。
「んんん~っ!」
口に入れたたまご焼きをこぼさないようにするためなのか、ロラは声を出さないように両手で口を塞ぐ。
イレネもまだ甘い玉子焼きの余韻に浸っている。
「おまたせしました……って、お二人はどうしました?」
クリスが皿に入った薬味を持ってくる。
中身は大葉、三つ葉、千切りにした生姜、ミョウガ、青ネギだ。この薬味をしらすの上に乗せて隠すつもりだ。
ヘマがクリスの問いかけに返事をする。
「それが、『玉子焼き』を口に入れたらこう……」
「ああ、甘い『玉子焼き』ですもんね」
イレネやロラにすれば生まれて初めて食べる甘い玉子焼きである。蜂蜜や麦芽で作った甘味とは違う、砂糖の強い甘さに珍しい玉子の味がかつてない強烈な刺激を脳に与えている。
「あ、甘いのですか?」
「そうですよ。少しだけ砂糖を使って甘くしてあります」
「さ、砂糖を!?」
料理人のウーゴが甘味をつけてある料理に興味を抱く。
ウーゴが調理する上で甘味を付ける方法といえば、麦芽を使って作った麦芽糖、蜂蜜くらいである。ただ、蜂蜜は恐ろしく高価なので貴族が泊まる時に特別な料理として使う程度。砂糖は更に手に入れるのが難しい。但し、軍港があるダズールの街であれば黒砂糖を入手することができたのでウーゴもその味を知っている。
シュウが使う砂糖は上白糖という違いがあるのだが――。
クリスは手に持った皿の薬味を混ぜ合わせると、ロラとイレネの丼にふわりと摘んで乗せる。
三つ葉や大葉の香りがふわりと立ち上ると、その香りのせいかイレネとロラが我に返った。
「美味しい!」
「おいしーっ!」
「うふっ、そうでしょう?」
クリスが嬉しそうに返事をする。
ウーゴを含め、普段から食べに来てくれる常連客の褒め言葉も嬉しいが、始めてきた客が幸せそうに「美味しい」という姿を見るとつい自分まで嬉しくなるのである。
「と、ところで……薬味を乗せてみたわ。これで『しらす』と目が合わないでしょう?」
クリスの言葉を聞いて、イレネとロラは丼の上に目を向ける。
刻んだ数種類の香草――大葉、三つ葉、千切りにした生姜、ミョウガ、青ネギがふわりと混ぜ合わせて盛り付けられている。
煎り酒と醤油を混ぜたタレはしらす丼に掛け回されているので、あとは木匙で掬って食べるだけだ。
ロラもしらすと目を合わせることがないので、木匙を持ち直して丼に差し込む。それを見てイレネも自分の丼に木匙を突き立てる。
木匙を口元に運ぶと、イレネはこぼさないように木匙を口の中に迎え入れる。
ふわりと漂ういろいろな薬味の香りが、イワシの香りをかき消す。
新鮮な葉物、花穂である薬味はシャクシャクとした音と歯ざわりを加え、刻んだ生姜はひりりとした辛味で舌を刺激する。ふわりと柔らかいしらすの食感をそのままに、しらすの生臭さが抑えられ、旨味だけが口いっぱいに広がった。
「美味しっ――さっきよりも美味しい!」
「おいしーっ!」
こうなると、イレネとロラも箸――木匙がとまらない。
薬味がたっぷり乗った丼に木匙を差し入れて、口へと運ぶ。味噌汁にも手を伸ばし、合間に玉子焼きを食べる。
食べたことがないものばかりが並ぶ食卓ではあるが、幼い二人の舌に合ったようで、無心に食べているのがクリスの目でもわかる。
「舌に合ったようでよかったわ」
「目が合ったと言い出したときはどうしようかと思ったんだけどねぇ……」
「そうだな」
ヘマが顔をあげて安堵したような表情でクリスを見つめて話すと、白いごはんの上にのせた鯖の身をフォークで掬ったウーゴがそれに続けて同意を示す。
「それでは、ごゆっくりそうぞ」
クリスは家族の食事を邪魔しないよう、話を切り上げると厨房へと足を向けた。
◇◆◇
ウーゴたちは食事を終えて会計を済ませると、店を出た。
クリス、シャルが四人を見送るため、店の引き戸のところまでやってきている。
「ありがとうございました」
「ありがとうございましたなの」
二人がウーゴたちに頭を下げると、イレネがシャルのもとへと移動する。
「ねぇ、こんど一緒に遊んでくれる?」
「う、うん」
縋り付くように話しかけるイレネに圧され、シャルはつい返事をする。
シャルには既に銀兎亭のレヒーナという友がいる。別々の宿屋の娘が一緒に遊ぶというのは考えづらい。
「じゃ、お父さんかお兄ちゃんにお願いして、連絡するね」
「うん、わかったの」
少し浮かれない感じでシャルは返事をする。
クリスはその様子を見て、心配そうにシャルを見つめる。
クリスが目を戻すと、ウーゴたちは既に店から離れ、帰路についていた。
「レヒーナちゃんに正直に話して、どうするか考えよっか」
「うん」
クリスは困り果てた顔をしたシャルの肩を抱いて店の中へと戻っていった。
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