売れてない作家が4冊目の本を出すまで

作者 @fkt11

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★★★ Excellent!!!

このシリーズには、ある物書きが小説を書き、そして出版するまでの赤裸々なやり取りが記されている。

その書の出版形態が何であれ、本を出し、世に問うということには、それにかかわるの人たちの共同作業という側面がある。
じっくり読んでいくほどに、これは、小説家の仕事、編集者の仕事、という個々の職種の個々人のエピソードを超え、どんな仕事にも通用する普遍的な要素がしっかりと詰まっているように思われてならない。

今、いろいろな仕事に行き詰っている人たちの力になる要素を、このシリーズは秘めている。ぜひとも、多くの人に読んでいただきたい。

★★★ Excellent!!!

作品を何度も何度もダメ出しされ、練り直し、かかった時間は年を超える。そしてようやく出版に漕ぎ着けるまでの苦悩が綴られている。

もちろん、苦悩だけじゃない。担当に褒められた時、差し入れが届いた時は喜び、感謝を忘れない。

当たり前ですが、作品を作り上げるのは人間。
作品と作る人と向き合うのも人間。
1冊の本が出来上がるまでにどれだけ人間として礼儀正しく、強くなれるかを感じさせてくれる作品でした。

★★★ Excellent!!!

とてもおもしろいです。
エッセイと呼んだらよいのかよくわかりませんが、とにかく読んでハラハラすることに間違いありません。作家になりたいと思ったことのある人なら、のめり込んで読めると思います。もちろんそうでない人も。

エッセイの各エピソードがおもしろいことはもちろんですが、この作品の真のおもしろさ(感動的なところ?)は、各エピソードの「応援コメント」や「おすすめレビュー」を合わせて読むことにあります。

読者のみなさんが「アツい」んです。

紙媒体の書籍では、この書き手と読み手のやりとりをのなかで次の展開が変わっていく――これをリアルに味わうことはできません。ネット時代の新たなエッセイの形としても、とてもおもしろい作品になっていると思います。

★★★ Excellent!!!

言うまでもなくプロの小説家とは、書籍を売る仕事である。その過程には、アイデアを共に考え校正し、印刷して本屋へ納品し、広告する、それぞれの分野で専門のプロ達が関わっている。
本編中でたびたび出てきた「餅は餅屋」の割り切りもまた、プロたる由縁であろう。

プロ作家の最終目的は「自分が楽しんで書く」ことではないし、極論すれば「読者を楽しませる」ことでもない。勿論それらも満たせれば文句無しだが、そんなことを会社は求めていないのだ。
現状でフワッとプロを目指している人達は、このシビアな現実を受け止めきれるのだろうか。私はあまりにもリアルに吐き出された作者の葛藤を見て心配になってしまう。

逆に言えばここは、純粋に「楽しい」を追求していい場所である。プロになる前の束の間の桃源郷か、あるいは過酷な現実から抜け出し憩いを得るオアシスとなるのか。
本作は改めてその価値を盤石のものとさせている。

★★★ Excellent!!!

プロの小説家の作者様が正念場の四作品目を出版されるまでの過程を赤裸々にエッセイとして綴られています。
正念場だけに後のない感じが伝わってきて、エッセイを読んでる私もドキドキ。
エッセイなので現実に起きたことなんですけど、一難去ってまた一難な展開がとても面白かったです。
普通に小説を読む気分で読んでも楽しい作品だと思います。
プロの仕事を知りたい!という方にもオススメです。

★★★ Excellent!!!

作家はデビューするまでよりもデビューしてからが大変!
世間ではよく言われるこの言葉ですが、ではどのように大変なのか? そんな作家の大変さを赤裸々にリアルタイムで書いたのが本エッセイ。

デビューして3冊本を出したものの、なかなか思うようには売れなかった本作の作者。そんな作者が4冊目を出すための悪戦苦闘の日々が綴られるわけですが、このエッセイではアイデアをどのように小説にするかといったような部分はあまり書かれません。だってこれから本になるんだから細かく書くとネタバレになってしまいますものね。

その代わりにたっぷり書かれるのがメールによる担当編集者とのやりとり。
プロットを送れば容赦なく没にされ、プロットで褒められたはずなのに小説を送れば容赦なくダメ出しされる。もちろんこれは良い作品を出すためには必要な作業。でも作家だって人間だもの。否定的な言葉をかけられると落ち込んでしまう……。そして送ったメールになかなか返事が来ない様子は読んでいて心がヒリヒリする……。

果たして作者は無事に本を出すことができるのか?

気になる作者のペンネームも最後にはちゃんと発表されているので、興味を持った方は是非最後まで読んでいただきたい。

(「もしかしてブラック!? お仕事が大変に思える作品」4選/文=柿崎 憲)

★★★ Excellent!!!

 「作家」になる前であれば、目標は「何かの賞を受賞すること」になりがちです。しかし、受賞した後も作家としての人生が続くわけで、しかもその道を歩むのは容易なことではありません。

 このお話を読むと、作家としての人生を続けるにはどうしたらいいのか、作者さんなりの考えが読めるだけでなく、作品を本にしていくまでの過程、作品の内容やそれに対する担当者さんとのやり取りを知ることができます。 

 様々な苦労を経て生まれる「本」。
 作家になった後に待っている世界について、読んでみてはいかがでしょうか。

★★★ Excellent!!!

以前、別アカで素晴らしいSF小説を公開していた作家さんだ。
プロであるのにそれを明かさなかった。
残念なことに爆発的に読まれることはなかったが、あの作品を読んだ人なら分かるだろう。
ああ。確かにプロの作品だったと。

小説家が四冊目の本を出すまでの悪戦苦闘。
このエッセイは、リアルな実況中継である。

カクヨムには作家を目指す方々がたくさんいることでしょう。
大賞受賞のその先のこと。知りたくないですか?

現在進行形。まだ結果は見えない。
でも、作家は編集に何度も食らいついていきます。
送った原稿に、真っ赤に朱を入れられて返信されたとしても。

出版のあかつきには買います!
このエッセイ。目が離せませんよ!

あ。追記ですが、買いました(笑)
予想を裏切らない面白さでしたよ~^^ 最後の最後まで、やられたーって感じ!
お勧めです^^

★★★ Excellent!!!

ハラハラどきどきしながら読み進めました。すごくエンタメしていておもしろかったです。

私自身も商業作家なので人によってこんなに違うのかという驚きも多々ありました。デビューして他の作家の方と知り合うまでは、自分はプロットをちゃんと書くとなんとなく思っていました。しかし他の作家の方に比べると全然ずさんでなっていないことがわかりました。この作者の方がプロットの前のメモとおっしゃっているものくらいしか書いていないのです。紙1枚程度。

編集者とのやりとりも比較的似ていて、返信までの期間とか読んでいて、ついついうなずいてしまいます。

そうなんですよね。本の売れない時代なんですよね。

覆面で書かないで名前を出してもよいのにと思う反面、「私も覆面でやればよかったかも」とちょっと思いました。でも覆面だと本当に作家なのかわからないという問題もあります。

楽しいエッセイありがとうございました。続きも期待しております。




★★★ Excellent!!!

プロとしての苦悩と それを伝えるための文章にセンスを感じます。
真面目な話をちょっとした一言のフレーズで、読者をクスッとさせるテクニックにもさすがと言わざる得ません。
編集者様とのやり取りもとてもためになり、こういった話題にとても興味があるユーザーのかたも多いのではないでしょうか?

これは必読の余地がある作品?です!

★★★ Excellent!!!

食い入るように読ませていただいています。
小説を書こうと志ざす方たちが知りたいことがすべて書かれているからです。
ですのでワナビであるわたしのこういう趣旨でのレビューはお許しいただけるでしょう。

作者さんはプロの作家さんとしてのリアルで圧倒的な努力の経過を綴ってくださっています。
その中でわたしはこの「カクヨム」がスタートした時の高揚感を思い出していました。

『カクヨムさんは他の小説投稿サイトと一線を画しアマチュアでありながらプロの編集さんとやり取りしながらより高みを目指した創作ができる小説道場のようなものになり得る』と。

このエッセイで作者さんが描いておられることはプロの商業作家さんとしてのギリギリの戦いではありますけれども、そういう緊張感はむしろワナビでしかないわたしの憧れとしてとても引き込まれました。

わたしが愛する「エレファントカシマシ」というバンドは圧倒的な才能を持ちながら『凄味があり過ぎる』故に、それをより多くの方たちに伝わりやすくするためには蔦谷好位置さんという天才的でかつ熱いプロデューサーの力が必要でした。

このエッセイではまさしくその熱いロックバンドのそれのようなやり取りそのままの、才能ある作者さんと編集のプロである担当さんとの真摯な創作過程が綴られます。

それこそわたしの憧れる世界!

賞どころかランキングでも何の結果も残せていないわたしですけれども、このエッセイを拝読していると、少なくともこのカクヨムという投稿サイトは、こういうわたしたちがより素晴らしい創作をするための力となるはずだ!というサイトスタート当初の高揚感が再び戻ってきました。

アマチュアであろうとプロであろうと、創作をしようとするひとたちが、是非とも読むべきエッセイだと思います。

強くお勧めいたします。

★★★ Excellent!!!

とあるミステリーの新人賞を受賞され、4冊目の書籍を出されようと奮闘されている作家様のエッセイです。

編集様とのやりとりなども書かれていて、「プロってこんなやりとりをなさっているんだ……!」と、憧れの扉の向こうを覗くような、どきどきした気持ちで一気に読み進めてしまいました。

けれども、プロの世界は当然ながら甘くはなく。

ええっ!? 編集さんからこんな提案が!
それをクリアしたと思ったら、次はこんな要望が!
と、一話進むごとに状況が変わり、どうなるのだろうとハラハラせずにはいられません!

現在、リアルタイムで原稿と連載をなさってらっしゃいます。
気になられた方は、ぜひ連載を追いかけて、ドキドキハラハラしつつ、作者様を応援しましょう!

★★★ Excellent!!!


 もう内容は、題名まんま。しかも「4冊目」の発売はまだ決定していないそうです。つまり、リアルタイムで進行中のノンフィクション。

 果たして売れていないプロの作家さんの、4冊目の書籍は発売に成るや否や?


 作者さんはむかし別名義でカクヨムに登録されていて、そのときに書いたSF小説が、内容が素晴らしいにもかかわらず、あまり人気はありませんでした。
 そしてそのSFのキャッチコピーが一時期「現段階で4人の方が読んでくれているようです」だったりすることからも分かるように、作者さん、独特の自虐ギャグのセンスもある方です。

 そして、あの名作SF長編より、明らかに人気のある本作。
 ただの自虐ギャグに終わるのか? それとも見事出版されて、みんなで万歳三唱となるのか?

 過去の話から始まって、やがてリアルタイムに追いつく予定の本作。
 プロの作家さんと編集さんの間でのメールのやりとりが興味深いです。作家さんの提出したプロットに対する編集さんの提案、注文、ダメだし……。まるで策士同士の駆け引きを見るようです。
 果たしてこんな調子で本当に書籍は出せるのか? そして作者さんが打つ次の手は? ハラハラドキドキしつつ、他人事なので楽しみに連載を追わせていただいています。

 さあ、みなさん。こんな楽しいお祭りに乗らない手はありません。

 読み始めるなら、今!

 そして、見事出版の暁には、みんなでサイン会に押しかけましょう!

★★★ Excellent!!!

現時点で匿名の作家さんが、出版にいたるまでの経過をどきどき生報告してくれています。
賞を取るより継続するほうが大変といわれる作家業、その苦悩の断片をのぞいてみませんか。

個人的には作家様がどなたなのか気になってて、しかも、明かしてくださる可能性もありそうなんですよ。(応援コメント返信より)

めっちゃ盛り上がって、出版がイベントになったら、きっとエキサイティングだと思うのです。応援しています。