この嘘をどうか許してください。

作者 狛人白璃ーコマビトハクリー

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★★★ Excellent!!!

この物語は、全てに終わりがあることの儚さと美しさを描いています。
この幸せな時間が永遠に続いたら……。
誰もがそう思い、限りある生を生きています。
例えば写真は、永遠への憧憬とは言えないでしょうか。
愛する人とのかけがえのない時間、心を打つ景色、忘れ難い思い出、その一瞬を一枚の写真に閉じ込めて、人はいつまでも手元に残しておこうとします。
思うに、物語も写真と似ています。
人の想いを文字に落とし込んだ小説は、読み手のなかでいつまでも生き続けるからです。
この想いを残しておきたい、ここで終わりにせず、誰かに伝えたい。
そう思った時に人は物語を紡ぐのではないでしょうか。
また、残そうとする被写体は、写真も、小説も、終わりのあるものばかりです。
終わりがあるものを人は残しておきたいと思うのです。
桜も、花火も、必ず散りゆくからこそ、人の世の無常を知っているからこそ、人はそのひと時の美しさを切り取ろうとするのでしょう。
終わりは悲しみであると同時に、この世界が美しい理由でもあります。
この物語はそんな風に感じさせてくれました。
死とは何か、生きるとはなにか、答えが見つからずに終わらない夜を過ごしている方におすすめの小説です。ぜひご一読を。

★★★ Excellent!!!

玖木と幼馴染みのなずな、着物幼女はなびとの掛け合いにドキがキュンキュンします❤️毎回悶えてます!ちょいファンタジーな内容ですが現実では「ありえない」ことは書かれていないし作者様からしてそのようなことをしないと思います。可愛いもの人が好きな方、青春LOVEものが好きな方そして少し不思議な現実を夢見ている人に読んで欲しいです!