番外編 スキルを調べよう

「スキルを調べようと思う。」

「急にどうしたの?」

「俺のスキルを前に説明したよね。ロードオブスキルマスターの枠を開けるにはスキルを極めないといけないからさ、スキル鑑定のLVを上げる為に片っ端から調べようかなって。」

「なるほど。」


レイカーさんが突っ込んできてから二日。

休みも兼ねてレイカーさんが持ってきたラノベを三人で読みふけっていたが、そろそろ仕事をしようと思った。

でも、その前にスキルについて知っとこうと思う。

まあ、前に鑑定したものは省くけど。


〈スキル鑑定〉

自身の持つスキルやスキルの内容を鑑定する。

経験値を得られるのは一つのスキルにつき一回のみ。


〈火魔法〉

基本属性魔法の一つ。

火を使う事が出来、攻撃性能が優れている。


使用可能スペル

ファイヤーボール ファイヤーボム ヒートバーナー(仮)


〈魔力操作〉

魔力を扱う補助をするスキル。

LVが上がるほど効率化、高速化されていく。


〈鍛治〉

金属製品の製造、加工を補助するスキル。

LVが上がるほど補助効率が上がり、特殊金属も扱いやすくなる。


〈聞き上手〉

相手に不快感を与えず、喋りやすい空間を作る事が出来る。

生活スキルの一つ。


〈歩法〉

歩行術から進化した戦闘補助スキル。

移動時における身体の負担及び疲労を軽減する。


使用可能アビリティ

抜き足 悪路対応


〈悪意感知〉

周囲の生物から向けられる悪意を感知することが出来る。

LVが上がると効果範囲が広がり、悪意の質や強弱が分かるようになる。


〈ストレージ〉

物を異空間へ保存する事が出来る。

ストレージ内の時間を遅延及び固定する事が出来る。

重量、個数、無制限。

アイテムボックスの特殊上位互換


〈超隠蔽〉

ステータスを隠す事の出来るスキル。

ありとあらゆる鑑定でも調べる事が出来ない。

隠蔽の特殊上位互換


うーん。

特殊上位互換ってなんだろう。

スキル鑑定で調べる事は出来るかな?


〈特殊上位互換〉

一般スキルが進化しても到達出来ない領域にある特殊スキル。

神より直接与えられなければ得る事が出来ない。


おぉ、出来た。

でも、結構凄いスキルだったんだな。

こうなるとスキルに詳しい人に知られると厄介だし、二人にも注意するよう言った方がいいな。


精力に関しては調べる必要無いよね。

どうせ18禁的なアレのアレがアレな感じのスキルだろうし。

というか恥ずかしい。


〈スキル鑑定がLV3になりました。規定LVに達した為、同意があれば他者のスキルを鑑定する事が出来るようになりました。〉


やった。

これでセフィア達に頼めば更にLVを上げれる。

でもその前に最後の一つも調べないと。


〈異世界言語適応〉

転移者には必ずつくスキル。

あらゆる言語を読み書きする事が出来るようになるスキル。

言語スキルの特殊上位互換


うわ。

転移者に必ずって書いてある。

セフィア達に絶対に隠すように言わないと。


あ、でも、お願いする前にセフィア達にも分かるように紙に書いとこう。

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