episode.『07月13日(月)/07月15日(水)』



雨の日の帰り道


電車に揺られる午後1時


また彼女に似ている人を見つけた


他人の空似の女子高生


ただ一目見た瞬間に彼女の制服姿を彷彿とさせた


高校は別々で会えずに早4年


脳裏に振られる姿を想像した


どうしようもなく恋焦がれ


私は君以外を見れずにいる


私はもう、孤独死寸前まで来ています



      ※



誰にも好かれない


誰にも認められない


誰よりも分かっている


自分には何もないこと


夢や理想を現実にするか


生きた屍として今を歩くか


二つに一つしかない狭間で


ちっぽけな金を片手に


冷たい砂漠を一人歩く


握り締めた粒は私の宝


常に孤独が付き纏うも


自分らしく生きている


過去に恥じぬように


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