episode.『03月22日(金)/03月23日(土)』



この世に悪い人なんていない。


私はめでたくも、そう思ってしまうのです。


親身に接してあげれば、いつかは心を開いてくれるんじゃないかと。


そう期待してしまうのです。



      ※



今日はちょうど、友とあの子の誕生日から2か月後の日。


そして、自分の誕生日1ヶ月前に控えた日だ。


なんか凄く、不思議な感じ。



      ※



昼休憩に見る窓の外の風景は、青空で。


涼しげな風が頰を撫でる。


それが凄く、ワクワクするのは私だけですか?



      ※



2019年の2月3月を私は忘れないだろう。


今までで一番、心の重圧に耐えかねた時だから。


想いを介抱し、辛苦の痛みに胸を押さえ、死すらも覚悟した毎日。


明日は生きられるかな?明日も生きられるかな?


崖の上の荒野を歩くような感覚で。


そうやって誰もいない道を一人、歩いていたのですからーー。


  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る