僕らは生きていたいだけ 〜人と亜人の向かう未来〜

作者 渡会 宏

いざ、僕たちの夜明けの旅へ。

  • ★★★ Excellent!!!

 主人公が暮らす世界では、人間と亜人が対立していた。人は亜人を恐れ、厭い、谷底の世界に隔離した。主人公の妹は、亜人として生を受け、隔離された世界に連れていかれた。謎の放火事件によって両親を失った主人公は、妹を助けるために旅に出る。その亜人の世界には、様々な人々がいた。そしてそこは、弱肉強食の世界でもあった。様々な亜人たちと出会う中で、主人公は戦い方を教えられ、自分の妹のような存在にも出会う。
 亜人の世界にも子供たちが通う学校があったが、それは地下にあった。主人公はここで、初めて自分と馴染歳の子供たちと交流を持つ。中でも主人公のルームメイトは、人間の世界に強く惹かれていた。そこで、主人公とそのルームメイトは、仲間と共に、人間世界への旅を計画する。しかし、そんな中、主人公は自分が探していた自分の妹について、残酷な事実を思い出す。
 人間世界から戻ってくると、主人公は妹的な存在だった女の子と別れるように言われる。女の子の父親からの命令だった。しかし主人公は、素直にそれに応じることはできないのだった。
 そして主人公は、亜人の正体と、その「治療」について知ることとなる。
 果たして、その計画は?
 人間と亜人は、和解できるのか?

 主人公の成長するたびに発する言葉が印象的な作品でした。
 その言葉は、きっとどの読者様の胸を突くと思います。

 是非、御一読下さい。

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

その他のおすすめレビュー

★★★ Excellent!!!

 人間と亜人が存在する世界。亜人は隔離されて暮らしていた。
 主役で人間の晴朗(はろう)は生き別れになっだはずの亜人の妹を探す為。亜人の暮らす国へと潜入するが……。
 そこで出会った亜人達と暮らして… 続きを読む

夷也荊さんの他のおすすめレビュー 917