派遣社員の人生やり直し 日本の未来を変えるために各種ゲーム製作から成り上がる！

学校の芸能科の新設の確認とかまだ売れていない声優の引き抜きとか色々会長へ提案してみた

10月11日に日本政府が1987年4月1日付での国鉄の分割・民営化を正式決定。

10月16日 阪神、21年ぶりセ・リーグ優勝。

10月16日 テレビアカヒ系ワイドショー番組『アフタヌーンショー』にて女子中学生のリンチ事件報道が「やらせ」であることが発覚し、同番組ディレクターが逮捕され、2日後の同月18日放送を以て番組は打切りとなった

10月20日 中核派など左翼過激派暴力組織が千葉県成田市三里塚交差点付近で、警察機動隊と大規模衝突を起こす10.20成田現地闘争が勃発し、成田空港の管制塔が襲撃された。

大規模な暴動と空港への損害を阻止できなかった警察当局が世論の批判を浴びた一方で、大量に逮捕者を出した中核派も、事件以後は大規模な闘争を実施できなくなった。

中核派の勤務先を見ると多く神奈川県の川崎の地方公務員であり、武器爆弾はたいてい自宅のアパートで製造していた。

特定の市役所の職員が多いのは、そこに仲間がいて就職の手引をしており、後にはヘイトスピーチ規制推進もおこなっていることから彼等の中核メンバーの多くは日本人で無いことが推測できるであろう。

　さて１０月は二学期中間考査があったが、まあこれはいつもどおり余裕でクリアできた。

　で浅井さんを部活に入れたり野球部の改善を勧めるようにしときに予め話を通してたのを思い出して聞いてみた。

「会長、そういえば理事長にここの高校にも芸能科とプロスポーツ科を作ってもらえるようにした話はどうなってるかな」

「取り合えず来年からなんとかなりそうですわね」

「それなら助かるよ。

　多分来年くらいから浅井さんはアニメの収録とかに度々参加することになると思うからね。

　俺たちも授業優先だともう正直きついし」

「ええ、そうですね。

　授業をちゃんとうけながらいろいろな事業を行うのは正直きついですわ」

　堀越や日出といった芸能人コースがある高校も東京にはあるが千葉にはないしな。

　そしてできればまだあまり売れていないが、将来には人気の声優さんを俺たちの事務所に引き込みたいところだ。

　男性声優では山寺宏二さん、檜岳修之さん、緑河光さん、置藍龍太郎さん、石畑彰さん、草頭毅さん、山出勝平さん、林川智之さんあたり。

　女性声優では横山智左さん、久河綾さん、矢之島晶子さんとか皆口裕美さん、緒方恵さん、井之上喜久子さん、国府台マリ子さん、岩女潤子さん、こうろぎさとみさん、かなえみかみさん、根山美智子さんなどかな。

　俺は彼等彼女らの名前などをピックアップして会長に話をした。

「この人達をできればうちの事務所へ移籍出来ないか交渉してもらえないかな」

「この方々は売れると？」

「たぶんね」

「ではやってみましょう」

　この頃に限らず声優は役が取れなければ食っていくことすらきついのが実情で、一般的な知名度があるアニメのメインキャラクターの声を当てている声優ですら年収が１００万円台という場合すらある。

　有名なのは国民的アニメのアワビさんの並平役の声優さんの年収が年収164万円というものだな、その後に多少改善して手取り収入は305万円までは上がったようではあるが、アワビさん以外の仕事を禁止されていたため、それでも高いとは言えないだろう。

　声優業界は競争が激しく声優を目指している人は10万人規模だが、実際に事務所に所属して声優になれるのは１割の約1万人、更にその中でも、食べていけるのは200人くらいで、年収が同じ年齢のサラリーマンやＯＬより高い人は更に少ない世界。

　実質声優としては年収0円という人も多いらしい。

　マジンダーZの主役は1話あたり手取りが5000円と言う話なのでこれでも多少は上がったらしいけどな。

　ちなみに声優のギャラはラジオ＜洋画吹き替え＜アニメ＜ナレーション＜CM＜顔出しイベント＜ゲーム＜パチンコで、ゲームやパチンコは比較的高いが、これはゲーム製作費の高騰にも関わっていくのでちょっと複雑ではある。

　だが、むしろゲームやパチンコのギャラが世間一般的には普通な部類らしい。

　ソシャゲが普及するとそういったゲームはキャラクターの数が多いため必然的に声優を大量に使うことになったため、若手声優にも仕事が回っていくようになったが、今はまだゲームやパチンコでもうけられる声優はほぼいないし、声優の顔出しイベントもほぼ無いから厳しいのだな。

　そして声優、特に女性声優の回転が速いのは、ランクが低いうちに安く使い倒して、高くなったらまた安い新人を優先させるようにしているからで、ギャラの上がる中堅声優になったらよほど人気がない限りは事実上干される状態になることも多く、とにかくアニメ制作会社は声優のギャラを安く済まそうとする傾向もあるかららしい。

　顔出しアリの時代になると特に若いというのがうりになっていくのもあるしな。

　そしてこの時代はまだ売れない俳優や役者のバイトというイメージもまだまだ強い。

　ただアニメの宇宙戦艦ナガトや機動要塞ガンガンの影響で声優を目指す人も増えつつはあるので、競争も激しくなりつつはあるが、人気声優だと千万単位で稼げるようにもなっていくんだけど。

　そして事務所の移籍もアイドルなどと比べてそれほど難しくはないと思うんだよな、あくまでも売れていない現状ではだけど。

　アニメーターもそうだし声優の給料事情もかなりひどいものだしそういったところも改善はしていきたいものだと思う。

「あと谷津遊園のセイントリオパークの中で、小さい子ども用にアトラクションにのったらそれぞれ違うキャラクターのスタンプを押すスタンプラリーとかやりたいんだけどどうかな？」

　その意見には最上さんがまず賛同してくれた。

「あ、そういうのって、すごくいいと思うよー。

　小さい子ってスタンプを押すの大好きだしね」

　そして会長も頷いた。

「それで集客効果が見込めるならやって見る価値はありますわね。

　それほどお金もかからないでしょうし」

「うん、色々頼んで悪いけどお願いな」

「お金を稼ぐためなら何も問題ありませんわ」

「さすが会長だな、心強いよ」

　まあとりあえず会長へ仕事を投げ込みすぎてもさすがに会長たちのキャパオーバーになりそうだし、あとは結果を待つとしようか。