第11話
「2人用だから、ベットが大きいね」
「そうだね」
雛乃さんは、元気だ。
確かに、鍛えらるかも・・・
いろいろな意味で・・・
でも、さすがに疲れたな。
汗を流したい。
「雛乃さん」
「雛乃さん?」
睨まれる。
どうして?
あっ、そうか・・・
「美耶ちゃん」
「何?こうくん」
「汗、流したいな」
「そうだね。じゃあお風呂沸かそうか」
「うん。先に入っていいよ。美耶ちゃん」
「何言ってるの?一緒に入るよ」
雛乃さんは、当然のように言うが・・・
さすがにそれはまずい。
そんなことされて、正常でいる男はいない。
いや、待て・・・
彼女もそれはわかってる。
でも・・・いや、もしかして・・・
だが・・・
「何、慌てているの?こうくん。水着着用だよ」
「だよね・・・」
力が抜けた。
疲れる。
でも、少しメンタルが強くなった気がする。
しばらくして、食事が運ばれて来た。
食事はサービスなのか・・・やはり。
助かるな。
「今晩だけだよ。食事サービスは」
「明日からは?」
「三食2人で作るよ」
「食材は?」
「最初の一週間分は、置いてあるけど、後は自給自足。」
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