第30話 二重デート④
そう言う鈴だが、俺の中では鈴に対する恋愛感情なんてもう一切ない。
「もうそろそろ、約束の時か…」
口に柔らかいものが当たる。
「?!」
急いで鈴から距離を取った。
「な、なにするんだよ」
「…今は何でも言うこと聞いてくれんでしょ」
鈴はチケットをヒラヒラと見せつけてくる。
「ぐぅ。けど、こんな場所でいきなりキスは…」
周りにはお祭りを見にきた人がかなり居るし、屋台のおっちゃん何てリア充爆発しろと言う眼差しでこっちを睨みつけてきている。
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