第4話 避けられている②
俺は今、西川さんの家の前に来ている。
理由は夏季のせいである。
避けられている事を相談している途中、夏季は思い出したかの様に言ってきた。
「そういば、プリント渡したのか?」
「それが、まだ渡せてないんだよ」
「…それ保護者にも見せないといけない大切なやつ」
「なにー!」
と言う訳で今日中には西川さんにプリントを渡さないといけなかったのに避けれて渡せず西川さんの家にまで来たのであった。
震える指を抑えつつインターホンのボタンを押す。
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