『完璧なんてアリエナ~イ』


ナル「ダメ……もう死ぬわ……富士子はこんなところで死ぬのね……」


トロ「ヘイヘイヘ~イ! オ昼食ベタバッカリデースヨ」


ナル「違うわ……お腹が空いて死にそうなわけじゃないわ……。原因不明の腹痛がするのよ……」


トロ「ソレハ大変デース!!(ただの食いすぎだろ)」


ピ「な、なんだと!? 僕の料理が口に……いや腹に合わないだとぉ!?」


ナル「そんなわけないじゃない!! 今までは普通だったし、富士子の体が美味しいものを拒むはずがないわ!!」


トロ「ソレハ確カーニ(だから食いすぎだって。からあげ500個はさすがに食いすぎだって)」


マッ「僕特製の秘薬はいかがですか……?」


ナル「それよ!! 早く出しなさい!!」


トロ「ノーノー!! 死ヌ!!」


カス「お、俺にも分けてくれ……!!」


トロ「ドーゾ」


カス「止めろよ!!」


トロ「チョット何言ッテルカワカラナイデ~ス」


マッ「カスさんもお腹を壊されていたのですね……ちょうどいいです……新薬が2種類あるので……フフフ……」


ナル「なんでもいいわ!! 富士子はおやつが食べたいのよ!!」


カス「俺はクラスメイトを信じる!!」


トロ「ジャ~勝手ニシロ」


マッ「では……どうぞ……」


ナル&カス「ゴソゴソ……ゴックン」






ナル&カス「…………」






ナル&カス「Σ!!」


トロ「?」


ナル「ヨォ~ロレイヒィィィィィ~!!!!!!♪」


トロ「Σエッ!?」


カス「ホゲェェェェェェ!!!!!!!! ホゲェェェェェェェェェェェェ!!!!!!!!!!」


トロ「ホゲモン!?」


ナル「ルルルルル~!!!!♪ ──すごいわ!! すんごくスッキリした!!」


カス「すっかり元通りだホゲ!!」


トロ「ヨカッタデスネ~(いや、あなたはなんかおかしいよ)」


マッ「成功ですね……」


トロ「一体、ドンナ薬~?」


マッ「正露丸です……」


凛「特製でも秘薬でもなんでもねぇ!!」






マッ「カスさんが飲んだほうはピーとかピーとかピーが入っている僕の特製ですけどね……」


カス「Σホゲ!?」


凛「うん、知ってる」


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