『はめ返しだ!←とばっちり』


桃「そ、そんなことがあったんですか……;」


凛「まったく、真理ちゃんにも困ったもんですよ。マッケンさんのどこがいいんだか」


桃「でも、真理さんがそれで幸せなら、私は応援します!」


凛「桃っちさんは味方を増やしたいんですね。お兄さんとの結婚を反対されたくないから」


桃「Σか、会長とけけけけけけけけけけっ//!!」


凛「まあ、両想いにすらなれないかもしれませんが」


桃「それを言わないでください(泣;」


凛「でも、お兄さんもいずれは誰かと結婚するんでしょうね~。跡継ぎ問題とかもあるでしょうし」


桃「凛さんがお父さんから跡を継ぐ手もありますよ?」


凛「ハッ!! その手もあったか!! そうすればお兄さんを見下せる!!」


桃「そんな願望が!?」


凛「でもそうなったら、私も結婚しなくちゃいけないのか~。陰ながら支えてくれる、家事が得意な人を捕まえなきゃですね!」


桃「意外とやる気!?」


凛「桃っちさんは、お料理とか得意ですか?」


桃「一応それなりには……」


凛「じゃあ私と結婚しましょ!!」


桃「えっ!?」


凛「それならお兄さんとも同居可能ですよ! 一緒にいられるだけでも幸せならそれでいいじゃないですか!」


桃「なんかいろいろと間違ってます!;;」


凛「将来が楽しみです!」


桃「私は楽しみじゃありません!!;; というか、私なんかでいいんですか!?」


凛「桃っちさんだからいいんです!!」


桃「Σえっ//!!」


凛「あ、今まんざらでもない顔しましたね。冗談に決まってるじゃないですか」


桃「はめられた!!」


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