底辺物書きのワイが挙動の渋い長期連載作品をどうにかこうにか回るようにしようかと思ってマネジメントするカクヨムコン５参加録

第12話 くっきりまるみえ（目標が）

ググ「アナ！！　アナ！！　やめてそんな見ないで！！」

アナ「見るためにやっているんじゃないの！！　なんのためにこんなことしていると思っているの！！」

ググ「やだ、いやなの、そんな恥ずかしいモノ！！」

アナ「ちゃんと見なさい、これが貴方の本当の姿なのよ！！」

　どうも。

　ガンガンONLINEの原作者オーディションに実はしれっと応募していたのですが、無難に落とされたkatternです。あかんですね、なにやってもダメな人間というのは駄目なもんです。

　こんなやから底辺書き手なんやぞ。

　はいという訳でね。

　ググとアナが恥ずかしい部分を直視しろというのでね、ググアナでしっかりと恥ずかしい部分をこれからは見て行こう。解析して改善していこうという感じで、やっていきたいと思います。

　自分のことをしっかりと直視して、直すべきところを直していく。

　そういう繰り返しが、自分を成長させる一番いい手段なんですよ。

　場数をこなせ。PDCAをグルグル回せ。とにかくトライ＆エラーで精度を上げていくしかないんすよ、雑魚は。奇跡なんておきない。やれることはこういう地道なことだけなんだ。なんにもできない、やれることだけ。

「けど、ググアナいくら何でもいろいろでき過ぎでしょ！？」

　例によって肉体労働で疲れているのでちょっとグロッキー。

　そこに何からやればいいかわからんちでさらにグロッキー。

　どうすりゃええんやと頭を抱えながら、こういうときはちゃんと自分の目的を明確にすることが大事と、まずはググアナで僕は何を知りたいのかというのを整理してみることにしました。うん、そこからアプローチをかけていけば、たぶんなんとかなるでしょう。やりたいことから逆引きで技能を引くのは、現代っ子の必須スキルでございます。

　という訳で、ググアナで僕は何を知りたいのか。

　ついでにこれからどういうことを記事として書いていこうかを以下にまとめます。

・施策の効果が出ているか

・キャッチコピーはちゃんと読者を呼べているか

・面白いあらすじ（一話を読もうと思う）が書けているか

・タグからどれだけ人が呼べているか

・どこで読者は読むのをヤメているのか（三話切りするのか）

・評価（ゴール）はどのように発生しているのか

・評価（ゴール）してもらうにはどう工夫すればいいのか

　なんか、いろいろと即物的な感じの内容だなぁ。

　とはいえやらんことにはよくならない・分からない。とにかくデータと向き合いましょう。よくしていきましょう僕の小説。

　という訳で、まずは一つ目、「施策の効果が出ているか」。

　先週からいろいろとアクセス数アップのために取り組みを始めた私ですが、それってどれだけ効果があったのという話。

　これを確認するのは――割と簡単です。

　どのページ（流石に管理ページは除く）でも構いませんので、ページ右上にある集計期間の指定をクリック。そこで、集計期間を指定してやった後に、その下にある「比較」のチェックボックスを入れて上げると、比較したい期間を設定できます。

　基本、現在設定している集計期間と同じ期間だけ、前の日付のデータが自動で取られますので、これで週・月・日数単位で比較を行うことができます。

　これすら知らんのだから、情弱ってレベルじゃないわな。（ほんと、こういうのにはとことん僕は興味ないIT屋です）

　また、比較するにしても、何のデータを比較するのかが分かっていないと意味がない。純粋な「訪問者」か、「新規客」か、「リピーター（上記期間内に再アクセスした人）」か、「ノーリファラー（他サイトを経由せずブクマから直接来た）」か、その辺りをはっきりさせないといけない。

　今、一番僕が欲しい情報は「新規客」。

　新しい顧客開発が、しっかりとできているのかという所を調べたい。

　なので、期間のすぐ下（もしくは横）にある「セグメントの追加」をクリック。

　表示されたリストの中から「新規客」を選択してやります。

　これで、期間中のすべてのアクセス数と一緒に、「期間中に初めてやって来たお客様」の数がグラフで見れるようになります。

　さて。

　それじゃまぁ、今までの施策――「新規客の増加」と「直帰率（あらすじだけ見て帰る）」がどれくらいうまくいっているか確認してみましょう。

　まずは「新規客の増加」。

　これは、「行動」⇒「サイトコンテンツ」⇒「ランディングページ」で確認できます。「ランディングページ」――ざっくりとした解釈になりますが、読み始められたページの意味です。つまり、ここにどれだけの新規客が入っているか、見てやればいいということになります。

　ずらりURLが並んでいると思いますので、その中から該当作品のあらすじページのURLを検索。セッションの列と該当作品の新規ユーザの行が交わる場所を確認してみましょう。

　※　本当は新規ユーザーは列にも表示されているのですが、まぁ、今後いろいろな所で新規ユーザの情報は見ますので、とりあえずはこれで。

　結果は――。

　・どエルフさん　２３　⇒　５０

　・加代ちゃん　１４　⇒　２５

　だいぶアップしています。

　とはいえ、これはコンテストに参加したことによる効果もあるのかなという所で、あんまり期待せずに見ておいた方がいいかもしれません。

　次。

　あらすじからの直帰率。

　これも確認は簡単。「行動」⇒「サイトコンテンツ」⇒「離脱ページ」から、また該当作品のURLを探してみてください。列の項目に「exit」とありますが、これがこのページでブラウザを閉じた（あるいはブラバして違うページに行った）数。その隣に「全体のページビュー数」が、実際にそのページが表示された回数になります。最後に「exit」÷「全体のページビュー数」で、何割の人がそのページからそのまま帰ったのかを現す「離脱率」が表示されています。

　ごちゃごちゃ数字を見るよりも（というか、ページビューなので上記セッション数と一致しないので、ぶっちゃけ分かりづらい）、離脱率を見れば簡単です。

　この数字が下がっていれば、そのまま一話あるいは何話かを読んでくれたという話になります。

　例によって、該当作品の「新規ユーザー」の行と「離脱率」の列が交わる場所を見てみると――。

　・どエルフさん　７２．７３％　⇒　４０．３５%

　・加代ちゃん　４０．６２％　⇒　４６．５５％

　となっております。

　うぅむ！！

　どエルフさんは効果てきめん。ばっちりあらすじ変えた効果が出ている。

　対して、加代ちゃんはなんというか悪くなってますね。誤差の範囲かもしれませんが。

　という訳で。

　こんな感じで、施策を施した結果、どうよくなったのかが確認することができるっちゅーことですな。うぅん、はたしてコンテストに参加したことによる効果か、それともあらすじ変えた効果か、ちょっと分からないですが、ただ、指標が見えたというだけで意味がある。

　この数字とにらめっこして戦い続けて行けば、いずれもっと多くの人に読まれる作品にしていくことができるはず――。

　と、言いたいところだけれど、めっちゃ疲れる。（滝汗）

　肉体労働のあとにやる内容じゃねーぜ、と、ちょっと愚痴りながら、今日はここまでとさせていただきたいと思います。

　ググアナを登録しているみんなも、ちょっと確認してみるといいかもです。

　※　素人が試行錯誤しつつやっていることなので、「これはちゃうよー」ということがあるかもです。その辺り、コメントなどでご指摘いただけると幸いです。

　という所で、スピードワゴンじゃないけれどクールに去ります。

【目的達成状況】

〇どエルフさん

　・書籍化　：【未】

　・カクヨムコン上位通過（☆１００を上乗せする）　：【３／１００】

　・PV数をそれぞれ１０万増やす　：【１２００／１０００００】

　・最新話のPVが更新初日１００以上になる　：【６／１００】

〇でていけあんたは九尾さん

　・書籍化　：【未】

　・カクヨムコン上位通過（☆１００を上乗せする）　：【４／１００】

　・PV数をそれぞれ１０万増やす　：【２１５／１０００００】

　・最新話のPVが更新初日１００以上になる　：【４／１００】