今宵の夜伽は、君に捧げる。

作者 美澄 そら

強烈な五角関係が貴方の官能を刺激する……かも?

  • ★★★ Excellent!!!


朱衣という一人の少女を中心に巻き起こる、甘い香りを乗せたそよ風のような一作。
この物語を読むときはブラックコーヒーを傍に置いておくことをおススメする。何故なら、要所要所で血を吐きそうなほどに甘い展開が用意されているから。

書庫で書物の整理を手伝っている朱衣。
そして、国を支える3人の皇子。
三国志を読んでいるかのような、中華風の世界観を舞台に、彼女が皇子たちにもてはやされている────までなら、普通のラブコメかもしれない。
しかし、そこに加わるのが神々しいオーラを纏った夜伽という名の妖。
彼は朱衣を番にするために、いくつも策を講じるものの、皇子たちはなんとかそれを阻止しながら朱衣との距離を縮めようとする。

逆ハーレム物の作品を読むのはこれが初めてなので、比較対象はないけれど、登場人物一人一人の気持ちが会話や地の文からひしひしと伝わってきて、背筋がむず痒く感じる。
行き過ぎず、しかし控えめでもない夜の描写に赤面する読者も少なくはないだろう。

まだ最後まで読めているわけではないので、纏まったレビューは後程書かせていただきますが、読んで後悔はしない作品だと思っております。

貴方も、砂糖で砂糖を洗うような甘々な今作を、読んでみませんか?

以上、長文レビュー失礼いたしましたっ!

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