第130話 辰也の訪問前、比奈ちゃんとの一時(幸太郎視点)



 いつからか、ホロが成長すると共に性格も顔つきも変わってきた。


 可愛らしいのは変わらないが、なんだろう。


 どこかが変わった気がする。



「幸太君、どうしたの?」


 相変わらず比奈ちゃんは可愛い。


 俺は理性を抑えるのが大変だが、比奈ちゃんが20歳になるまでは手を出さないと俺は決めている。



「なんでもないよ。雪さん来るのもう少しだな。

彼氏を連れてくるなんて、びっくりだよな。


しかも辰也って俺の幼なじみ? って言って良いのか分からないけど」


 幼なじみって言葉がなんだか気恥ずかしくて、自分の頬が赤くなるのが分かった。



 まさか、辰也が雪さんの彼氏だなんてな。


 すごい偶然もあったもんだよな。


「幸太君、可愛い」



 そう言って比奈ちゃんがクスクスと笑った。



 比奈ちゃんのその顔を見て俺の顔は更に赤くなるのが分かった。



 デンの上ではプディが寄り添うように寝そべっていた。

 自分の上でスヤスヤ眠るプディを優しい表情でデンが見ている。


 プディは本当にデンに懐いたなー。


 仲が良くて可愛いな。


 緊張しながらも比奈ちゃんと二人で雪さんと辰也を待っていた。





 そしてチャイムがなった。

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