インペリアル・ガード

作者 清水 涙

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★★★ Excellent!!!

得る物は生きている? 最後の時は訪れる者? あらゆる物は数である。戦い、絆、傷、見ること感じることそれ以外を叩く。無限の戦いに吸い込まれて…。これはコピーの解説です。
テンポはミデアムな印象で、バトル中心に練られた世界が特筆される。サーベル、ライフルは基本装備ですね。それに乗っかる世界観が素晴らしい。
僕は万物は数で生きられると信じています。引きこもりぼっちから現在へ向かっていく、僕はそんな時を得ていました。最大ダメージ。
文章の構成力が高く、キャラクターの独自性が凄い。

★★★ Excellent!!!

皇居を舞台に繰り広げられる、まだ幼い内親王と、皇宮護衛官を主人公とした、迫力ある攻防戦です。

どこまでも綿密に調べ上げられた、臨場感溢れる舞台の説明描写。
息つく間もなく高速で展開する、激しい異能力の交差。
生き生きと可愛らしく、懸命に誰かへの想いと自分の心に向き合おうとする女性キャラクターたち。

どこをとっても秀逸で、最後まで物語世界にどっぷりとハマりこんで楽しめました。
映画化されてもおかしくないほどのスケール、クオリティだと思います。

司子内親王が、十二歳とは思えないほど凛として強く、とにかくカッコいいです!

★★★ Excellent!!!

皇居という実際に存在しながらも一般人には謎を多く感じさせ、実際に細部まで知る人は少ないであろう場所をモデルに形作られるお話です。
リアリティーとファンタジーの絡ませ方が巧みで神話や異能の扱い方、入念に作り込こまれた設定の細かさに感動し息を飲みました。圧倒される知識の深さは読み手の興味を引き、勉強にもなります。ジャンルにミリタリーとありますが、現代ファンタジーがお好きな方も大変好むお話だと思います。
内容に見合った緻密でしっかりとした重みのある文体で、ストーリーに強弱があり、気付けばあっという間に世界観に浸れます。この丁寧な描写で綴られる人間関係の深さや登場人物達の想いの強さには何度も涙しました。
特に司子殿下が好きです。最初はただ可愛らしいなあと拝見していたのですが、話が進むに連れて幼いながらもその凛とした御心の強さに震えました。もう、本当に……本当に泣きました!すごいです。後半の怒涛の展開は熱さに涙腺が崩壊していました!なんと気高いお方でしょう……好きです!
些か難しい分野のお話なので人によっては見るまで考えてしまうかもしれませんが、リアルの中のファンタジーの扱い方が本当に素晴らしいのでひとつの物語として是非読んでみてください。
気高く前を向いて生きる方々に胸を打たれるでしょう。そして様々なことを改めて考えるきっかけにもなると思います。
本当に素晴らしい作品でした。出会えて良かったです。ありがとうございます。

★★ Very Good!!

レイと司子の諦めない姿勢が、素晴らしくて涙が出そうになります。
勝手な想像ですが、作者様はかなりのミリオタだと思われ、武器の描写をさらりと書かれているところが素晴らしい。
星が二つなのは、個人的な疑問によるものです。
それは、この物語の主人公は『誰なのか?』
司子の御力を細かく描写したかったが故に、司子の描写が多く書かれ、レイの成長した姿や心理描写がかすんでいる、そこが引っ掛かりました。
もう少しレイが願う強さが話の中で語られていたら、と思います。
作者様には失礼な指摘だと思いますが、無礼を承知で書きました。
お許し願えればありがたく存じます。


★★ Very Good!!

『皇居占領』と言うタイトルとあらすじを見た時に連想したのは「ブルース・ウィリスがビルや空港で暴れるアレ」でした。
ところが、この小説は一枚上手、なんと皇族の方々が×××で、皇居はその×××で、おまけに現代東京にとんでもないものが現れてきます。

単なるトンデモ話になっていないのは、文章、下調べが双方しっかりとされているから。
そのため「現実」の中に、しれっと「大嘘」のファンタジーが「あるかもしれない」なんて現実味で浸食してきています。

★★★ Excellent!!!

本当にみんな可愛い!もちろん舞台や身分、持ってるチカラや役割がとても重くて、扱うには大変なキャラクター達なのに、ちっともそんな感じがなく、そこに生きてます。彼女がとても強くて面白くてなにより可愛くて!だけど可愛いだけじゃない魅力のあるお方だと思います!

アニメのような映像を想像しながら読んでます。イラストあるんですがだいたい想像どおりでした!