挨拶するは割れにあり
空気も街並みも冷え込む一方、ガス代を節約する意地で温水を使わずに食器を洗っていたところ、とうとう右手の親指の爪付近にあかぎれができた。
血こそ流れずともそれはもう見事にぱっくりと割れていて、つい痛みよりも感動の方が勝ってしまった。
シャウエッセンと言ったらソーセージ界隈から
ところできれいに真っ二つに割れるものといえば桃太郎の桃やジャム&マーガリンのディスペンパック、
二つに割れるものならば他にも板チョコや棒アイスみたいな、甘い味を分け合う意味合いもあるが今回は別の話としよう。
ただいま。
もちろん私の手にあかぎれが起こったところで中から宇宙生命体が現れる予兆とは思えない。
しかし、ここを起点に裏返してください、と言わんばかりの切り取り線のような印に見えるので不思議だ。
これだけきれいに割れたからには、やはり何かメッセージらしきものが生まれるに違いない。
あ、明けましておめでとうございます。
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