読んでいて、色んなことを想像できる、今までにない本だと思います。
　イメージとして、一つ一つの単語が色を持ち、読んでいると色々なつながり方が見え、楽しいパズルを解いてく感じがたまらないです。

「こだわりが強いな」が第一印象でした。独自の言葉が多く、単純な小説とは違う、別次元の面白さがあると感じました。

良い意味で難解な小説を読みたい。そんな人にオススメです。

あとがきまで含めて読ませていただきました。
正直最初は読みにくさもあったんですが、3話になってくると話の流れがわかってきて、かつキャラクターの像も掴めてくるとすごく刺さってきました。
特に台詞回しはコミカルシニカルいろんな要素が詰まっていて素晴らしい！
他の作品もあるようなので、定期的に拝読させてもらいます。