罪深いパーティ(ゲームではない)
北斗『あー……全然決まりそうにないから、ジャンケンで決めないか?』
小坂『ジャンケンより、にらめっこで決めようよー! 最後まで残った人の選んだピザを、みんなで頼むの!』
如月『楽しそうですね』
幹典『リモートにらめっこか。味があっていいね!』
星川『どこにですか……まぁ、にらめっこ自体はいいですけど』
北斗『俺は反た』
小坂『過半数が同意したのでいっくよー! にーらめっこしーましょっ! わーらうーとまーけよ! あっぷっぷ!』
皆『ぷ!』
如月『んっ……ふふ……!』
小坂『きゃはは! やめてよ、笑っちゃったじゃない!』
幹典『あっぷっぷの瞬間で固まるとか、笑いのセンスが高い』
小坂『というわけで、優勝は悠真君!』
北斗『待て待て。固まってて判別出来ないだけで、向こうも笑ってるかもしれないだろ。無効試合だよ。おい、聞こえるか星川?』
星川『僕の勝ちですか!?』
北斗『違』
小坂『いくら止まってたとはいえあの変顔に勝てる自信ないしもう勝ちで良くないー?』
幹典『こういうのは運も実力のうちだしな』
如月『おめでとうございます! それでは、お好きなピザの種類をどうぞ』
星川『如月さんはどれが好きですか?』
如月『私ですか? 私は……お餅の乗ったやつが好きです……』
幹典『か、カロリー……!』
小坂『ピザってだけでも大変だし、家にずっといるのにお餅ピザ……!』
北斗『罪深いパーティだな』
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