スローライフは血と鉄にまったりとまみれている
①ガチの鍛冶の話です
②レベル、チート、スキル獲得、その他一切ナシです
③ガチの鍛冶です
④鍛冶屋万歳です
⑤鍛冶の話です
「貴様、私の剣を打て!」「断る」――『ハーフィンガルドの野獣』の異名を持つ女騎士アシュリー・フェリシティア・ポポロフの特技は「剣をへし折ること」。隕鉄の剣でもチタンの剣でもアダマンタイトの剣でも、馬鹿力の彼女が振るえば三日と持たない。あまりに多くの剣をへし折り国の財政を傾かせた罪で謹慎になったアシュリーは、山奥に住む偏屈な野鍛冶、キュクロプス工房のベリックに自分専属の鍛冶師になれと脅迫するのだが、おニューのミスリルの剣をへし折られた上、貰った剣は何故か剣ではなくバールで……。バールって。いやバールってなんだよ。やべぇよやべぇよ……なんで聖剣が入ってるはずの袋にバールが入ってんだ!? しかもこのバール、めっちゃ強い! しかも折れないし砕けない! なんで!? バールとは、聖剣とは、鍛冶の真髄とは、一体……!?
女騎士が鍛冶屋をやる話です。小説家になろう、アルファポリスでも連載中。