番外編(高二 夏休み)

番外話 天使のような読者の有り難すぎるレビューと優しすぎる応援

 ※読者への感謝とメタ発言と作者コメントしかないです。(ストーリーとは一切関係ありません)


「――ねぇ……雪ちゃん先輩? この小説っていつまで続くんですか?」


 ちろるは細い首を傾げながら、ノートパソコンの画面に目を向けていた俺に尋ねた。


 画面には、「天使のような可愛い過ぎるクラスメイトと、俺に好き過ぎる可愛い後輩、どっちを選べばいいんだ!?」という、高級レストランの料理よりも長ったらしいタイトルの小説ページが開かれている。


「さぁ? 俺に聞かれても困るけど、今の物語展開的にいうと多分クリスマスイブじゃね?」


「でも、最近はアナザーストーリーとか、ヒロインレースが終わってからも続くラブコメ多いじゃないですか。だったらこの小説も……。」


「うん――。でもまぁ、結局それは作者次第だからなぁ。いつまで筆を折らずに書き続けられるかどうか。この作者は、本当は――『真面目な純文学』が書きかったらしい。」


「っまじですか……!? この小説、純文学と真逆の方向を突っ走っていってますけど大丈夫ですか!?」


「そうだな……。いつこの作者は――純文学が書きたい! といって投げ出すかわからない。ちなみにこいつは一度、某小説サイトでそこそこ人気の出た小説を未完のままバックレた前科がある。(いつか完結させるらしいが……)」


「それはまずいです! この作者なら懲りずに再犯する可能性も高いですよ!」


「だから、このポンコツ作者が、どこまでやる気を保てるかにかかってると言っていい。」


――そのためには、読者の天使のような有り難すぎるレビューと優しい応援が重要だ。


「ほら、ちろるん! 読者様に、応援してもらえるように媚びないと!」


「えぇ?……絶対嫌ですよ。私は、雪ちゃん先輩にしか……媚びたりなんかしません///」


「……。」


「ちょっと何か言ってくださいよっ!? 超はずいじゃないですか!?」


「まぁまぁ、20000PV越えたのも、全て読者様のおかげだから、一応お礼は言っておこうぜ。」


「確かに、雪ちゃん先輩の言う通りですね。」


「ってなわけで、応援あざっしゃしたぁ!」


「……言い方が雑すぎじゃないですかね?」


「っじゃあ、ちろるんがお手本見せてみろよ。」


「そうですね~。コホンッ、読者の皆様、ここまで読んできた時間を無駄にしたくなければ、ぜひ生温かい目で最後までお付き合いください。」


「うわ、今のでこれまで応援してくれてた読者がみんないなくなったわ。」


「なんでですかっ!?」


「だから媚びが足りないんだってば。もっと読者さまに媚びないと駄目だ。」


「そこまで言うなら先輩がお手本見せてくださいよ。」


「完結まで付き合ってもらえたら、ヒロインたちとの×××や、---を書きます。」


「この作品、運営にノクターン小説(R-18指定)送りにされますよ?」


「まぁ、それは俺も本意ではない。そもそもカクヨムにノクターンはない。某小説サイトだけだ。」


「全く……、健全に本編の面白さで勝負しましょうね。」


「そうだな。きっとこの作者が――俺の妹も、虎も龍も、ガイルも凌駕する物語を書いてくれるさ。」


「ハードル上げ過ぎて、作者が逃げ出さないか不安ですね。」


「「どうか、これからもお付き合いよろしくお願いします!!」」


 番外話 ―― 終わり ――


続いて、作者コメント


 ――いつも応援してくださる方々、本当にありがとうございます。みなさんの応援があれば、きっと悪いブラック企業の社畜であろうと執筆を続けます。


 物語は夏休みが終わり、楽しい行事が目白押しな二学期に入ります。この先はマ〇ンフォード頂上戦争編が可愛く思えるような、展開がまってくれていたらいいなと思います。


 ”俺たちの物語はまだこれからだっ!” ――冨田秀一先生の次回作にご期待ください。

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