第435話 サキュバスクイーンの向かった先

サキュバスクイーンが向かった先には・・・・さらにサキュバスが集まっている。


そしてよく見ると・・・・・誰か冒険者?がサキュバスに搾り取られて・・・・もはや干物状態だ。


もうすっかり精を搾り取られ見る影も・・・・ってあれは、黒い奴?


・・・・いました黒い奴。


何ともまあ・・・・6人全員が捕まってるよ。


「おい、誰か返事できるか?」



無駄と思ったが、一応確認。



「あ・・・しsっよーもうshわけござyうまm、い。うっ」



何言ってるか分からん・・・・


もう半分意識が無いのか?


世津、三津枝、シビルがそれぞれクイーンと戦っている。


その間に3人の看護師は黒い奴とバルトサールを救出している。



俺はというと・・・・うう・・・この辺りは何も落ちてないじゃないか・・・・仕方なく、宝石の原石を投げまくる。


投げるものが無くなったので、俺も剣でサキュバスクイーンと戦う。



しかし・・・・こいつら・・・・見た目が美女だからやりにくい・・・・だが淫魔だしな・・・・


しかも、なにかこう、体が重いんだよ。


まあこの状態でもサキュバスに後れは取らないけど。


俺が切りつけようとすると・・・・その、エロいんだよこいつら。


殆ど申し訳程度にしか隠していない分、エロい。


激しく動くと、見えそうで気が散る・・・・


さらに・・・・


「いやん♪」


とか発するその言葉?がエロい。


これは厳しい戦いだ・・・・


・・・・

・・・

・・



俺はいま正座させられている。


何故?


そりゃあ・・・・サキュバスをエロい目で見てしまったからだ。


そして・・・・断じて俺はサキュバスには手を出さなかったとだけ言っておこう。


向こうから手を出してきたんだよ?

だが・・・・・ギリギリセーフだったとだけ言っておく。


あ、そうそう、俺が投げて倒したのはジェネラル。


クイーンは倒せなかった・・・・


女性陣が仕留めてくれた。


「スケベ。」


シビルにそう一言。



男ってこんなもんだよ?


・・・・

・・・

・・



救出したバルトサールと黒い奴。



看護師3人の献身的な介護のおかげで、自力で歩けるようになった7人。


まあバルトサールはまだそんなに時間がたってなかっただろうが・・・・


あ、因みにここに来るまでに3日ほどかかっている。

このダンジョンは魔物に対しての安全地帯が多いので、野宿がしやすい。


「口田様、申し訳ございません。」


バルトサールが謝罪してくる。


「まあいいけど、あれほど油断するなと言ったんだけどな?」


「それに関しては、断じて油断はしておりませんでした。しかし・・・・何やらスキルなのか、魔法なのか、全く抵抗できませんでした。」


・・・・俺も動きにくかったし、仕留めるのに躊躇してしまったあたり、スキルとかだったのか?


気をつけよう。


そして・・・・何とか黒い奴6人、全員を救出する事に成功した俺達だった。

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