第388話 ダミアン率いる元帝国兵が

よく分からない彼女を回復させたのだが・・・・


ついでと言っては何だが、帝国の、嫡男?次期皇帝にもついでに回復魔法を使用する。


・・・・何で野郎の裸なんか見ないといけないんだ!と思ったが、別に全部脱がす必要はなく、上半身だけで良さそうだった・・・・で、この野郎もそうだが、さっきの女性もシビルに先に調べてもらった。


だが、2人は全く違う症状で、原因も違うようだった。


彼女の方は、何らかの阻害、及び彼女の魔力に弊害が出るような何かが体内に入ったのでは?という事だったのだが・・・・結局よく分からなかった。


そしてこの野郎の方は、頭が痛いという事で・・・・洗脳されていたのでは?と。


洗脳か・・・・そういったスキルを使われたのか?


こんなの回復できるのか?


念の為洗脳解除のアイテム作れないか、創造スキルを用いてみた所・・・・何かよくわからないが、適当に用意したバンダナに付与できた。


”洗脳防止のバンダナ”  : ”洗脳スキルを妨害及び無力化する”


との事。


早速野郎の頭にバンダナをまく。


何やら苦しそうだが・・・・回復魔法を使用する。



暫らくもがいたが・・・・大人しくなった。


どうやら大丈夫そうなので、このままベッドに寝かせておく。


うーん・・・・何があったのか?

2人に起こった出来事に違いがるので分からないな。


まあ、後で問い合わせよう。



そして・・・・2人の回復をしていたわけだが・・・・


この間に、アルムデナ公国の解放と、今後の対応、そして・・・・ボースマ王国の元兵士が沢山今いるわけで・・・・当然ながら、祖国を取り戻したいという流れになっていて・・・・


そんな中、王族の生き残り?のダミアンが何やら仕切っている。


そう、今ここに居る帝国兵だった、元奴隷兵士、殆どがボースマ王国出身なのだ。

アルムデナ公国やウシュエ公国の出身者もいた訳で、そして今ここにはシウテニア公国の元兵士達も集まってきている。


シウテニア公国に関しては、おっさんがこの場にいる。後の事は息子に任せたようだ。

なにせ、真っ先に解放されたはいいが、だからと言って他の解放は知らん顔できなかったようだ。


今は俺の補佐な感じかな。


あ・・・・もしかしないでも、このままボースマ王国・・・・だよな・・・・


もう俺関係ないじゃないかと思わなくもないが。


で、ダミアンの演説が・・・・


「・・・・今こそ解放の時だ!帝国本土には帝国兵がひしめいているだろうが、ボースマ王国にはほとんど帝国兵がいないはずだ!だが時間が経てば必ず帝国兵が集まってくる!動くなら今だ!準備ができ次第、出兵するぞ!」



「「「「「おお!!!」」」」」



・・・・勝手に話が進んでいました・・・・

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