第34話 アルフォンシーナさんの癒しの力

「なんてひどい事を・・・・私もかつては、元勇者に無理やり犯され、孕まされてしったのですよ・・・・。なので、貴女達の気持ちは、痛いほどよくわかります。」


・・・・なんか凄い事言ってる気がする・・・・


「今から聖女の力を使います。」


そう言うと何やらつぶやいて、魔法?を放つ。

泣いて蹲る・・・多分犯られちゃった生徒たちを回復させる。


「・・・・今回、初めてだった女性は、処女膜も再生しました。もう少し待って下さいね。」


・・・・日本でも処女膜再生ってあると聞いてるけど、すげーな異世界。


アルフォンシーナさんはさらに別の魔法も使う。


倒れる女子生徒たち。


「さあ、これで、起きた後は、先ほどまでの記憶が無くなっていると思います。」


・・・・びっくりだ・・・・


そうしてたら、別の女性が・・・・あれは音楽室にいた先生か?歩けたのか?


「あの・・ちょっといいですか・・・?」


「はい?・・・・ちょっと向こうでお話をしましょうか?」


何人かの女子生徒と、その先生と共に奥に消えるアルフォンシーナさん。


どうしたんだろう?怪我してた?


その後しばらくして、アルフォンシーナさんは戻ってきた。


「あらあらウェンディさん、やりすぎですよ?いくらなんでもこれは・・・・ね。」


「強姦魔はもげればいいんだ!」


いや、ウェンディさん、貴女の行動ですでにもげてますよ。それにしても恐ろしい女性だ、ウェンディさん。


「これだから男って嫌なのよ!」


「ウェンディ殿、このぐらいでいいのではないかえ?床が汚れるのじゃ。」


そう言うカトリーンさんも大概だな。


「流石にこのままではというのもありますし、この子たちも、ここに来なければこんな事しなかったでしょうから、今回は機会を与えてはいかがでしょうか?」


流石だなアルフォンシーナさん。


「このままもげとけばいいのよ!甘いわアルフォンシーナさん!またやるわよこいつら!」


「その時は、またウェンディさんがもげばいいのですよ?」


何だかんだ言ってアルフォンシーナさんの言葉を受け入れるウェンディさん。


「皆さんもいいですね・今回だけは治療して差し上げますが、次はないですよ?」


痛みに呻きながらうなずく強姦魔たち。


「さて・・・・どれがどれなのかしら?」


うわ・・・・自分の逸物ぐらい自分で確保しとけよ、強姦魔。


「適当でいいかしら?」


慌てて自分のを判別する強姦魔。何とか選別したのか、治療を待つ。


「じゃあ、治療しますから、自分でくっつけておいて下いね。」


よかったな強姦魔。だが、次見たらきっと俺が止めを刺すんだろうな。


・・・・

・・・

・・


何とか治療をしてもらい、逸物がくっついたけど、もはや同じ場所に居られるはずもなく、強制的に外に出される強姦魔たち。

女子が圧倒的に多いんだから当然だな。まあ、あいつらのレベルなら、そうそう化け物に後れを取るとは思えないけど。


やがて、教師の車に乗って、どっかへ行ってしまった。

そう言えばもう一つの高レベルの男子チームは大丈夫なのか?


「では、後の事は任せるのじゃ。」


カトリーンさんがドンと自分の胸をたたき、言い放つ。


あの3人ならしばらく大丈夫そうだな。


「それでは、少しの間お願いします。」


俺は安楽座さんを連れて、白河さんの所へ戻る事にした。

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