熾火如恋
ボクハ 問うていた
キミと、ボクみたいなのが出会ったことに
意味はアリマシタカ?
キミはいつも言う
「意味を感じたい」と。
ボクハ 問うていた
キミと、ボクみたいなのが出会ったことで
幸せをカンジレマシタカ?
キミはいつも言う
「幸せを感じたい。」と。
ボクハ 問うていた
キミと、ボクみたいなのが出会ったことは
奇跡ダッタデショウカ?
キミはいつも言う。
「奇跡だと思いたい。」と。
ボクハ、泣きながら問うていた
キミと、ボクみたいなのが出会ったけど、
これからもずっと、一緒にイテクレマスカ?
「はい。あなたと一緒に居たいと思います。」
それからボクはいつも言う。
「あなたと一緒に居たい。」と。
そしたらキミはいつも言う。
「いくつになっても聞いていたい。」と。
ひっそりと燃え尽きた熾火は
誰に気付かれることもなく
灰になって静けさに溶けていく。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます