先輩はあくまでニャンである。

作者 秋月 司

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★★★ Excellent!!!

表題のセリフは一切出てきません(笑)

あくまで、私の想像上で発する猫先輩のセリフを書いた次第でございますが、そんな表題通りのセリフを言いそうなエスっ気猫化できるヒロインが、優しくてどこまでも従順な年下主人公くんと共に、事件の謎を解き明かす。

今作も、メソポタミア神話に由来する神の名を冠したカフェが登場いたします。
特別な意味が込められているのかは、知るよしもございませんが、そういった発見をするのも、秋月司作品群を読む楽しみのひとつ。作者様が何らかの仕掛けを、講じているのかもしれません。

最後に、今作は、色んな意味で(女って怖い)と思えてくる作品です♪

★★★ Excellent!!!

『先輩はあくまでニャンである。』
『先輩はあくまでニャンである。』
『先輩はあくまでニャンである。』

大切な事なので三回書きました。

いいですか、先に言っておきますが、これはミステリーです。
絶対に最終話から読むなんて馬鹿な事をしてはいけません。
最初から順に読みましょう。
全部読み終わった時に、最後の一行で「おい」って言いますからね。
予言しましたよ。予言しましたからね。

さあ、わかったら最初から読みましょう。

★★★ Excellent!!!

不可解な女子大生の死をめぐり、主人公と先輩が謎を解き明かしていきます。
なかでも際立っているのがキャラクターの個性。
しっかり者の先輩と、雑な扱いしか受けない主人公。
常に間が悪いイケメンの友達など。
読んでいるうちにどんどんキャラクターに親近感が湧いてきて、真相究明に必死になります。

そして。
タイトルに秘められた謎が、最後、明らかに!

ぜひ、おすすめです!

★★★ Excellent!!!

好青年、健吾の自慢の彼女には、人には言えないとんでもない秘密が!
そんな健吾の大学で、女子大生の転落事故が発生する。
事故死した女子大生が、健吾の彼女の友人と繋がりのある人物であったため、ふたりは真相を探るため、事件解決の糸口を求めて捜査に踏み出す。

他殺か、自殺か。
軽やかな筆致で、時にコミカルに登場人物たちを描きつつ、人間の心の奥に潜むどす黒い感情を見事に抉り出していく。
悲劇の裏側にあるさまざまな妬みや恨み、悪意、奸計、羨望。
生命という、払われるには大きすぎる犠牲を通じて、それぞれの立場で、関わった人々が互いに探り合い、協力し合い、反撥し合いながら事件と向き合っていく。

読み始めたら、真相が暴かれるその瞬間までページを捲る手が止められない。
そんな上質なミステリーを味わっていただきたい。

★★★ Excellent!!!

主人公の彼女である高校の先輩。先輩には不思議でニャンな秘密があるのです!
そんな先輩の友人、黒岩さんの幼馴染が転落死。
しかも亡くなったその人は主人公の通う大学の学生だった!
自殺? 事故? それとも……?
主人公は大好きの先輩の頼みを断れず、事件の真相を探ることに。

転落死した女子大学生の死の真相とは!?

上記の様な感じで始まるミステリ小説です☆
先輩の秘密がとっても魅力的!
主人公が先輩に振り回される様をみるのも楽しいです♪

★★★ Excellent!!!

転落死事件に主人公たちが挑みます。

ペット可の物件を探した主人公。ペット可にした理由はも……。

タイトルいいです。ここから想像できる通り、にゃんが絡んできます。

会話のやりとりが面白いコメディタッチです。

ミステリです。

文章うまいです。

意外な展開あります。

にゃんも絡めた捜査方法など、見事です。

後半の謎が解明されていくときのカタルシスをぜひ!

猫の先輩と主人公のやりとり、感情がかわいいです!ラブストーリーとしても面白いです。

最後の1行、すごい!このために、この作品を読んでいたのか。

★★★ Excellent!!!

人当たりのいい大学生・柴田健吾くんと、猫に変身しちゃう彼女・嶋田先輩のコンビで送る、正統派ミステリです。

嶋田先輩の親友の幼馴染が「飛び降り自殺」をしたことから、その死の真相を探り始める二人。
彼女と交友関係にあった人々を訪ねて話を聞くうち、隠れていたさまざまな事実が浮かび上がってきて……?

安定感ある文章で紡がれるストーリーは堅実で王道ながら、猫になったり人間になったりする嶋田先輩の「ちょっと不思議な秘密」が作品全体に軽妙な雰囲気を与えています。

謎の提示と、情報の開示の仕方がとてもお上手です。
決して展開を焦ることなく丁寧に調査が進んでいくので、明かされていく事実に納得感があり、それゆえに真相が気になります。

関係者全員怪しく見える。
誰が何をしたせいで、彼女は命を落とすことになったのか。
はたして、健吾くんと嶋田先輩は真実に辿り着けるのか。
結末が非常に楽しみな作品です!

★★★ Excellent!!!

ペット可のアパートに暮らす健吾にはある秘密が。
正確にいえば、その相棒にはニャンな秘密が。
そんな二人?は転落した女学生の事件に巻き込まれ、いえ、がっつり首を突っ込んでいくのだが……。

連載中、第十五話まで読了時点でのレビューとなります。

事件の風景から物語が始まるのですが、先輩と健吾の仲が絶妙で会話もコメディぽくリズミカル。
文章もお上手ですのでスラスラ読み進められ、思わずミステリだというのを忘れてしまうくらい、良い雰囲気です。

よく考えてみれば、そもそも先輩の在り方自体がミステリなのに(笑)、そこはいっそサラッとして言及しすぎず、ちゃんと千鶴子の事件を追っていくのが小気味良いです。こういうメリハリ大事ですよねー!

だんだん事件に関わる人間が増え、時間軸が整理されていくのですが、もう本当に誰が犯人なのか、いえ犯人は本当に存在するのか、ハラハラどきどきの連続です。

ぐるぐる回る水の渦のように、周りから徐々に核心へ近づいていくのが毎話感じられ……。
そんな本格ミステリここにあり!