先輩っ! 俺、彼氏感より下僕感が満載なんですが。
『先輩はあくまでニャンである。』
【あらすじ】
俺(柴田健吾)は大学二年生。
念願の一人暮らしは、ペット可のアパートにしたんだ。
え? なぜかって?
それはちょっと言えない。
先輩とのお家デートの最中、先輩の同級生の友達が、学生宿舎の階段から転落して死亡というショッキングなニュースが飛び込んできた。
いやいや先輩、なに舌なめずりなんかしてるんですか? あれ? すみません。いつもでしたっけ。
そして俺たちは事件に巻き込まれていく。
……いや、語弊がありました。
先輩が、事件に首をガツガツ突っ込んでいく……
【御礼】
この作品が誕生したのは、私の『雨の日に、野良猫拾いました。』を読んでくださったばびぶさんが感想で書いてくださったコメントがきっかけです。(以前に公開していた物から少し改稿し、本編後に公開中)
限りない感謝を捧げます。
『死人に「クチナシ」』
「クチナシ」の花言葉にあやかった短編です。
本編をお読みになられた方は誰から千鶴子へ贈ったのか分かるようになっています。
【予告:別ブックにて。連載時にはこのブックの最新話に告知入れます】
『次作 題等未定』
「健吾くん、良いバイトがあるんだけど」
夏休み、先輩に半ば強引に誘われて、というか連行されて、俺は黒岩さんのお母さんの実家のある海に近い町に向かった。
そこで出会ったのは、かの黒岩さんの過去を知る幼馴染みの○○。
「おれっちの家でアルバムでも見てくか?」
彼は黒岩さんの何を知っているのか。
そして今回も事件が俺たちを……