📓正しい人に伝えたい✍️

自分濃度

第1話 はじめて小説を書いたときのこと──言葉が不自由だった


 記憶が曖昧になる前に──。



 初めて小説を書き始めたのは2018年の、12月27日だったと思う。


 わたしは所謂、発達障害(自閉症スペクトラム障害及びADHD)で、日々、様々な困りごとがあるわけですが、その中の一つに──“言葉が不自由”というものがあります。


 少し込み入った事象の説明が出来なかったり。

 文章を一から組み立てるということが、全く出来ない(出来なかった)んです。



 小学校の頃の作文の授業は地獄でした。

 「何を書いているのかわからない! 意味不明だ!」

 そう言って、先生は怒り、何度も何度も書き直しをさせられました。

 

 「要は、意味が分かるように、書けばいいんだよ!」

 

 周りの人たちは口を揃えてそう言いました。

 だけど、どうすれば“意味が分かるように書けるのか”──については誰も教えてくれませんでした。


 子供時代も、学生時代も困りましたが、運よく社会に出れた後は、もっと困りました。


 例えば、仕事で報告書の類いを作るとき────どうやって、書けばいいのか、全く、分からないのです。




 ──一文字も……何も書けないんです……。





 みんなが当たり前に出来ていることが……自分だけ出来ないんです……

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