ファンデーションやめました

作者 新名 新

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★★★ Excellent!!!

私は男性なので化粧に関する知識はまったくありませんが、問題なく楽しむことができました。

ファンデーションを切らしていて普段どおりのメイクができない為に、心に焦りが生じている主人公。
社内や飲み会の席で不自然な顔を晒して恥ずかしい思いをしたくない彼女が、別の化粧道具を使ってみたりマスクを付けてみたりして、必死に取り繕おうとする姿には自然と共感してしまいますし、微笑ましさも覚えます。

慣れない顔を隠そうとして、マスクをしたまま飲み会に参加しようかと考える主人公は、結局どうなるのか。ぜひ、最後まで読んで確かめてみて下さい。

読みやすく、丁寧な文章で綴られるOLの日常のひとコマ。おすすめです。

★★★ Excellent!!!

 いきなり「文句」なんて否定的な言葉が目に飛び込んでくるのは、良くないのかもしれません。でも「文句なしに面白い!」、これが読み終わった私の正直な感想でした。最初は「★いくつ入れようかな?」と思っていたのに、読み終わった瞬間、手放しで褒めたくなって、あっというまに★三つ押していました。

 作品で描かれている具体的な内容。男性目線では「なるほど、そういうものなのか!」と感じましたが、おそらく女性目線ならば「あるある! それある!」となるのでしょう。また男性目線・女性目線を問わず、ここで書かれている話は、実は普遍的なテーマ。読みながら何度も「これ男性バージョンで書くならば……」と想像してしまいました。

 起承転結とか伏線とか言ったら大げさかもしれませんが、短いながらも、小説としてしっかりとした構成。その意味でも、読み応えがあります。

 ……などと、こうして書けば書くほど、とりとめもない感じになっていくので。
 まとめとして、最後にもう一度言わせてください。

 文句なしに面白い作品です!