第136話 生きるは死・死は生きる

彼女は帰っていった、消滅という名の無に。


復讐の末路は、何も残らない。


悲しみだけがさまよう。


神は、善人も救えず、生物に痛みだけを残した。


救えなかったんだろうか?。


救わなかったんだろうか?。


神もまた、作られた生物なのだろうか?。


魂の死は2度目の死、それは消滅。


命がある限り続く永遠の闇。


霊子は悪か善か?。


答えはなく、人様々。


全ての命は救う為にあり、決して食料ではない。


それは霊子を闇に走らせた、理由そのものだ。


ピートントンピートントンピートントンピートントン。

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