路上戦士のラプソディー

さあさあとアスファルトの地面に雨が降る。

男は濡れるに任せたまま力なく路面に座り込んでいた。

40ほどだろうか。若いころにはさぞ鍛えていただろうな、となんとなくわかる。

だがもはやただのホームレスだ。


久根くねさんだな?」


男に傘が差しだされる。傘を差しだす男もまたガタイがいい。

三十路後半でちょっとジョニーデップに似た黒髪だ。


「セイフ・サウストライブ。『マスクドファイター555』の名脇役。

あんたの当たり役だったな。昔、よく見たものだ……

それから探偵仮面ツインズ。あれのアステカマスク。どれもいーい役だ。

ウィキペディアでみたらあんた、高校から剣道やって殺陣を学んで、

そこからスーツアクターという道をやってるんだな。しびれたよ……」


久根は無言、不動を貫く。聞いてはいるのだろう。

セイフの名が出たときにぴくりと動いたのだから。

黒髪の男はさらに続ける。久根の脳裏にめぐるは屈辱か、悔恨か。


「だが、スター街道も一つの暴行事件で幕を閉じる……そこから落ちに落ちてこれか。

だが、失望はせんよ。あの事件の真相を俺は知っている」


男は久根の前にしゃがみ、静かに、友人に語るように親しく話す。


「たしか友人の柔道家が、でっちあげのドーピング事件で首くくったのがきっかけだ。

あんたはぬれぎぬを着せた選手クズに決闘を挑み、そして勝った。

が、無様にも負けたそいつはあんたを訴えた。そうだろう?」


久根はようやく口を開いた。


「二つ、違う……友人ではない、親友だ。それから、俺はあの時負けたのだ」

「あのクズが呼んでた伏兵の不意打ちか?それとも裁判の方か?」


男はやはり穏やかに尋ねた。雨が強くなりだした。

夏の、熱気と共に来る通り雨だ。


「どちらでもいい……久根はあの時死んだ。俺はただのホームレスだ。放っておいてくれ」


男はここで初めて口を釣り上げて笑った。

目を見開き、狂気を感じる笑顔だ。


「本当にそうか?」


男が殺気を放つ。そのおぞましい気配にスズメやカラスは飛び立つ間もなく静かに死んだ。

男の手が常人には見えない速さで久根に迫る。

しかし久根は座り込んだ体制から上半身をひねることでその突きをかわし、手に持った棒切れで男の目を突く。


「やるじゃあないか……やはり、まだ剣士の魂は死んでおらん」


男は自ら棒の突き刺さった目玉を引き抜くと、立ち上がって、流れる血の涙も気にせずに熱狂的にしゃべる。


「久根さん、改めて名乗ろう。俺は獅子吼達也ししくたつや

あんたのような腕の立つ本物の剣士を……いや、戦士を探している。

また舞台にも立たせよう。剣も好きなだけ振ると良い。

剣を極めるもよし、芸を磨くもよし。俺にはあなたが必要だ!」


そのわけのわからない熱気に当てられたのか、久根も答えた。


「40のおっさんに何ができる。ピークの過ぎた肉体で、今更……」

「いいや、俺にはそれを補う術がある」


獅子吼は久根の貌をのぞき込んだ。獅子吼の「両目」が久根の目と合う。

そう、両目だ。すでに獅子吼の目は治っていた。人間業ではない。


「……なんだ、それは?魔法か?それとも手品か?」

「手品ではない。それは突き刺した君が一番知っていることだ。魔法かと言われれば、そうだ。

この世にはそのような技術がある。どうだ、試してみないか?」


久根は獅子吼を押しのけ、ゆっくりと立ち上がる。

流れる雨が血とゴミを流してくれた。


「……どうせ、死んだ身だ。好きにすればいい。それで、名前は?」

「さっき名乗っただろう?」

「違う。組織の名だ。あんたは何かでかいことをするんだろう?

そのために人を集めているんだろう?なら組織がいる。違うか?」


獅子吼は今度は低く唸るように笑った。歓喜の笑いだ。


同盟アライアンス。世に蔓延る外道悪党を狩るための自警団であり……魔術結社でもある。

頭の方も鈍ってはいないようだな」

「わかった、その同盟とやらに入らせてもらおう」


獅子吼も満足そうに久根の肩を親し気に叩く。


「もちろん、大歓迎だ!だが……」

「何だ?」

「君はまず風呂に入ったほうがいい」

「……そうだな」


雨は上がり、血のにじんだような夕焼けが見えた。熱い、気の狂うほど熱い夏の話だ。



それから、20年。獅子吼はすべての約束を叶えてくれた。予想以上に。

気功とサイバネと魔術により、久根の肉体は20歳にまで若返った。

獅子吼が教えてくれた、気功などの神秘的格闘術。

それは砂漠に水を吸い込ませるかのように久根になじんだ。

いつのまにか、剣聖と言われるようになり、犯罪者をヴィジランテとして狩り、名声がついた。

同盟アライアンスは大きくなり、今や自分は俳優としてその広告塔にもなっている。


人生、なにがあるかわからないものだ。



そして20年後の今。魔術や妖怪といった神秘は同盟の手により暴露、普及された。


「本当に、変われば変わるものだ……」


久根は20年後の空を見る。ハーピーや天狗などの翼人種に、魔女が箒に乗る。

道路を見れば車道を走る口裂け女に足をサイバネに変えたサイボーグ。

科学と魔法の混交は爆発的な発展と混乱……そして久根の愛する戦場を作り出した。


「どうしました?」


少女のように見えるマネージャーが尋ねる。

なお彼女もサイバネ者であり、実年齢は成人している。


「いや、時代の流れとは早いものだと思ってな。

たった20年で何もかも、こんなに変わるものかと思ったのだ」

「ああ、確かに。魔法と科学の発展、退魔師自警団の躍進……

他人事のように語っておられますが。

あなたの広告塔としての効果も、無視できるようなものではありませんよ」


久根はきょとんとした。彼はただ、好きな剣と芝居をしていただけのつもりだ。

その合間に退魔師として戦い、やはり剣を振ってきた。彼にとっては本当にただそれだけだ。


「そうなのか?いや、たしかに大きな芝居をいくつもさせてもらったが。

あれは共演者と監督が有名なのだろう?」

「過ぎたるは及ばざるが如し。謙遜も過ぎれば嫌味ですよ。

あれだけのトレーニングをしてきたのですから、当たり前です。

それより、今夜の仕事は……」


マネージャーはスマホをいじって予定を確認する。

久根は目を見開き、笑顔で答えた。


「ああ!今夜は『狩り』の曜日だろう!?忘れるものか。

それで相手は?テロリスト妖怪か?それともサイバネ強盗?

いやいや、AIの暴走というのもありうるな!」


その目は少年のように無邪気な歓喜と狂気に満ち溢れていた。

マネージャーはこれだからバトルジャンキーは……

というような顔で一瞥してスマホ端末に目を落とす。


「近いですね。先日のロボットによる強盗事件。

あれで大量に使われたロボットの生き残りがいます。

なぜか周辺の格闘道場で道場破りをしているそうです。

死者、再起不能者はなし。けが人多数。

これなど久根さんの好みでは?」


冷淡に言うマネージャーに久根は目を輝かせる。


「ほう!ロボットの格闘家と来たか!なるほど面白そうだ……!

どんな流派を使うのかな?ロボットの琴線のどこに格闘技が触れたのだ?」

「映像を見ますか?

必要ならば破壊した他のロボのAIデータをサルベージして、シュミレーションを行いますが……」

「いや、映像だけでいい。後で俺のアカウントに渡してくれ。

戦士というものは言葉よりもその技の方が雄弁に語るものだ」


マネージャーはため息をつくと、データを送信した。

久根はスマホを取り出し、食い入るようにそれを見る。


「いつもの斬ればわかる、ですか……私にはよくわかりませんけどね。

では、所定のボクシングジムに行ってください。

行動範囲からして、次に狙われるのはそこでしょうから」


だが久根は動画に夢中だ。


「ほう、中国拳法か……なるほど、なるほど……打撃系が中心だな……

ふむ……ん?ああ。ボクシングジムで待ち構えるんだな。わかった」

「あなたがそこにいるという情報もネット上に拡散しました。囮と護衛を兼ねた任務です。

くれぐれも、生存を最優先にしてくださいね。あなたの代わりはいないのですから。

では、よろしくお願いします」


そう言うとマネージャーは背中からゴリラのようなサブアームを出して地面を殴ってビルからビルへと飛び移り、どこかへ消えた。


「なるほどな……これは、実に楽しみだ……若き才というのはいいものだな……

おや?ああ。ご苦労」


久根は彼の組織「同盟アライアンス」のシンボルである黒コートを翻して夜の街を行く。



普及型作業ゴーレムAJED-3型はそのボクシングジムに違和感を覚えた。

生体反応が一つしかない。本来ならば営業時間中のはずなのに。

偽装用に巻いた包帯の奥でカメラが光る。

だが、かまうものか。自分のやることは同じだ。


「たのもう、道場破りだ。相手をしてくれ」

「ああ、待っていたぞ。先日の事件の生き残りラストワン

あいにくだが、ボクサーは今日はいない。

避難してもらっている。だが、俺が相手だ」


AJEDは久根の顔を知らなかったが、相手の立ち居振る舞いを見てそれなり以上に「やれる」と分析した。


「なるほど、同盟の狩人か。ああ、いい相手だ。

仲間の仇というわけではないが、貴公らの技はすさまじい。

貴公もそれなりに「使う」のだろう?ならば、相手をしてもらう」

「もとよりそのつもりだ」


久根とAJEDは互いにゆっくりと歩みながら、互いの間合い一歩手前でわずかに止まる。

カメラアイと瞳が合った。

量産型ロボットであるAJEDには表情はないはずなのに、そも包帯で隠しているはずなのに。

まるで表情を読まれているようだった。互いの顔が言っている。「お前と戦いたい」と。


「いくぞ」

「おう」


初手はAJEDだった。鋭く強い突き。これは久根の手刀に叩き落された。

久根がそのままカウンターを狙う。AJEDはさらにそれをかわして当身を狙う。

そういったいわばジャブの応酬が秒の間に何千も行われた。


「なるほど、なるほど……ロボットがなぜ格闘を、と思ったがやはりか。

『かっこよかった』からだろう?

くふ、くふふふ……実にいい。憧れこそ原動力だ。悪いものではない」


そう久根に指摘され、AJEDはまさに腑に落ちたという感覚を味わった。

そうだ、自覚はしていなかったが、その通りだ。


「最初は効率を学ぶために技を模倣したのだろう。

だが、技そのものの美しさに魅せられた。違うか?だから拳での打撃系を好む」

「そうだ!確かに、何もかもその通りだ。だがそれの何が悪い!」


ジャブの応酬から今度は距離を取って次なる応酬に備える。

互いに隙を探りながら必殺のタイミングを待っている。


「いいや、悪くない。だが悲しいかな、経験値が足りていない。

あなたくらいの腕ならば、そうだな。

そろそろ拳ではなく体全体を使った動きをするか、逆に拳を突き詰めるか。

どちらか選んだ方が良い。

どちらにせよ、いろいろな型を学んだ上で合うものを選ばねばならない」


しゃべっている間のわずかなスキをAJEDが仕掛けた。


「未熟と侮るか!その通りだ!だが、貴公を倒すことでこの上ない経験値を獲得しよう。

勝算の確率はわずか5%……知っている、知っているとも!だが俺はこれしか知らん!」


野良ロボットで金もないAJEDに入門料など払えるはずもなく、ゆえに道場破りをするしかなかった。

わずかにネットで手に入れた動画やモーションを元手にして、賭け続けるしかなかったのだ。

いつか破滅すると分かっていても、いやだからこそ戦いに魅せられたのだ。


「本当に惜しいな。あなたにも師がいれば、それはもっと面白いことになっただろうに」


久根の手刀が目の前に迫った。

きっとやられるだろう。無念だ。だが負けは負けだ……

そうわずかな満足と死を受け入れようとしたその時!


<緊急シークエンスを発動します。当機の破損の可能性大。内臓火器の使用を提案>


そういえばそんなものもあった。だが、拳士である自分には要らないと忘れていたものだ。

だが、この射程ならばあるいは内臓火器を使えば勝てる、生き延びられるかもしれない。

それは甘い誘惑だった。

生きていれば、次の戦いができる。生きていれば、久根の言う経験を積める!


「……許せ!」


AJEDの心は生存に傾いた。

腹部から内蔵された銃が姿を現し、今まさに久根に発砲しようとした。


「なんだ、そんなものか。くふっ、意外にやるじゃあないか」


だが、銃を出す変形機構に久根の手刀が突き刺さっていた。


「だが、この場で変形の時間を取るのは悪手だったな。隠し武器とは静かに使うものだ」


腹部から破壊が進んでいく。いやだ、こんな『みっともない』死に方なんて嫌だ!


<wifiの反応を検知>


それだ!破壊される前に自分の人格データをアップロード!

久根の手刀は腹をひっかきまわし、内部パーツを無残にもぎ取っていく。

そして、再びの頭部への兜割りが迫った。


「ふむ、これで破壊は完了、と……それとも逃がしたかな?

くふ、くふふ……まあいい、それも楽しみだ。

折れるか?それとも再戦を望むか?できれば折れずにまた来てくれると嬉しいな……

なあ、ラストワン」


AJEDは頭部を破壊され、それを聞きながら機能を停止した。


「ああ、マネージャーか。終わったぞ。悪くない相手だった」


こうして、彼らの最初の戦いは久根の勝利に終わった。



AJEDのAIデータはネットの海をさまよっていた。

彼はその中で猛烈な後悔と自責の念、そしてなによりも恥にさいなまれていた。


「私は……ゴミだ。あの場で誘惑に抗えず、卑怯な手に頼った……

自らの美学すら捨てた私に、もはや現実空間に戻る価値などない……

私はただのゴミだ……」


そうして、ひたすら自分を責めて、責めて……

自分でかっこいいと思ったスタイルを捨て、武器に頼った弱さを恥じた。

それでも、どうにかこうにか生きるための活動はしてしまうもの。

気が付けば美少女アバターに入って、VR空間で格闘ゲーム配信をしてデータ保存料だけは稼いでいた。


「ははは……私には、やはりこれしかないか。この、拳だけが……」


時がAIの論理エラーをも癒した。毎日毎日を過ごすうちになんとか生きることはできた。

そうして思い出すのは彼の言葉。


『折れるか?それとも再戦を望むか?』


そうだ。折れるわけにはいかない。今度こそ、決着をつけたい。

それが自身の死という敗北であっても、満足する結果を出したい。


「AIが折れそうだ……だが、まだ折れてはいない。折れるわけにはいかない」


再起してからの彼は早かった。R-18版VR空間で、手っ取り早く金を稼ぎ、現実のボディを手に入れた。


「やはり、この体しかないか……値段と性能を考えれば。それに、内臓武器ももうない。それが素晴らしい」


現実でもジムや道場に通い、腕を磨いた。その金を稼ぐためには合法ならばなんでもした。

体も売った。媚も売った。だが拳だけは捨てなかった。

あの時のように捨てることは二度とないように。


「あの男……久根という俳優だったのか。一度、落ちぶれてからの復活……そうか……

何?剣もやるのか?私は、剣士に素手で負けたのか。

……いや、だが。もう折れぬ。しかし私も剣を持つべきか……」


彼は悩み、剣も習い、そして決断した。剣士をただ己の拳で破ってみせると。

修練に修練を重ね、数年の月日が流れた。


「あの、男……!まちがいない、彼だ!」


その日は唐突に訪れた。彼の務める店の前を久根が通ったのだ。

彼は素早く包帯を顔と体に巻き、ボイスをかつてのものにした。

不慣れな尾行をしながらその時を待つ。



久根は人気のない夜の公園で立ち止まった。


「さあ、もうよかろう。出てきてくれ」

「やはり、ばれていたか。そんな気はしていた」


AJEDは物陰から姿を現した。


「ああ、あなたは……そう、何年か前のロボットの拳士、だったかな?」


AJEDはかすかにAIが震えるのを感じた。彼が人間であれば体も震えていただろう。


「覚えていてくれたのか……!そうだ、あの時卑劣な手を使って負けたロボットだ。

無礼は承知の上でお願いする。拳士として、もう一度手合わせ願いたい」

「良いとも。あの時、もしこんな日が来たら楽しかろうな、と思っていたところだ」

「……感謝する」


あの時はなかった拳士としての一礼。

それに対して久根は剣道の一礼をする。


「では!」

「ああ、いざ」


初手はやはりAJEDだった。流麗な足さばきを使った流れるような正拳突き!

今度は久根は体をひねってかわし、あの時のようにカウンターを仕掛ける。

AJEDの手はかつてと違った。足を使って防御し、そのままさらに拳を使って攻める。


「ほう……」

「どうだ!」


そして何手か交わし、また離れる。

互いに隙を探りながらの距離を保った静寂。


「いや、いやいや……美味しく実ったものだ。いや、これでは失礼かな?」

「そんなことは、ないさ……!伝わったとも!」


AJEDの思考ロジックに奇妙な波と報酬系が流れた。

人間であれば、感謝と歓喜といえる感情だろう。

彼は今震えるような喜びとともに拳を打ち出した。かつてのような保身など全くない、すべてを攻撃に傾けた全力の一撃だ。


「見事」


AJEDの拳は久根の出したペンによって切り裂かれていた。

卓越した気功を持つ剣士にあっては、ただのペンでも名刀と同じようによく切れるのだ。


「私の負けだ。どうした、壊さないのか?」


AJEDは静かに膝をついて、久根を見上げた。

気の刃によって顔の包帯もわずかに切れ、そこから少女のように美しくも凛々しい顔があらわになった。

久根はかすかに驚いた顔をした。


「いや、俺の負けだろうこれは。素手の勝負で剣を持ち出したのだからな。

それに、今のあなたは犯罪履歴はもうないのだろう?

ならばいいんじゃないか?改心してるならば」

「しかし!」

「いやいや、互いに負けたと言い張るならばこれは引き分けだ。それでよかろう。

どうしてもというならば、勝者の特権と、かつて見逃した借りを主張しよう。

もしよければまた戦おう。それだって、命あってのものだ」

「……また、次があるのか。あってよいのか」


久根はAJEDに背中を見せ、一枚の名刺を放る。


「それが命のあるということだ。次は連絡してくれ。ラストワン」

「……ああ!」


AJEDはもらった名刺を残った片手で拾い、メモリーに永久保存した。

やはり、静かな夏の夜だった。



その後、AJEDの元にマネージャーが現れて。

それは恋だ、ぜひとも彼を支える愛人になってほしい。

などと言い出してロジックに奇妙に甘い熱が灯ったり。

AJEDのVR空間に久根が現れてそこで三回目の戦いがあったりしたのは、また別の話。

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