命よりも楽器。私もよく音楽学校で言われました(笑)感情移入して読めました!椎葉伊佐子は、コンサート中に意識を失ってしまう。が、倒れた感じはなく。気づいたら、小さな子どもになっていた!乙女ゲームの中に入り込んでしまった伊佐子は、真珠として物語の中を生きる…。貴志推しです。名前出るだけでニヤつくようになりました。どうしよう…(笑)葛藤具合が、すごく味が出てていいです。電車の中で読んでたのですがこれはダメですね。家でニヤニヤできる場所で読むべきでした。反省…。
繊細な心理描写や魅力的な登場人物、それらが音楽という一本の線で繋がっている物語です。書き手の創作に向ける情熱を感じる作品ですね。つい先が気になってしまって時間を取られてしまいます。
前世の記憶を持ちながら転生してしまう主人公真珠。彼女が転生した先は転生前にゲームで経験した世界だった。彼女が歯車となり、攻略対象たちの運命が動き出す。美男美女の完璧超人たちに囲まれて、幼い少女として過ごす日々。しかし、真珠の心の中に黒い感情が生まれだす……個性豊かな攻略対象たちとのにぎやかで温かい日常が始まります。彼らの奏でる演奏はどんな音色をしていますか?ぜひご自身の耳で確かめてみてください。
ここは、もしかして・・・。主人公は演奏会当日、二度意識を失う。一度目は新進気鋭のヴァイオリニストとして。二度目は乙女ゲームの悪役令嬢として。突然、ゲーム世界に入り込んだ主人公は一体どんな人生を歩むのか!天才ヴァイオリニストとしての道か?ヒロインを蹴落とし、ハーレムを築くのか?それとも立派な悪役令嬢に育つのか?確かな文章力としっかりとした知識を土台としたストーリーは、読者を物語の世界に引き込み、笑いの渦に巻き込んでいく。この先も実に楽しみな作品です!是非、お読み頂きたい!