第十話 【終焉への幕開け】




 カノン神聖国。

 初代勇者の前に現れ、行動を共にしたとされる現人神カノンを信仰する人間が作った国家。

 女尊男卑を是とする、暮らす人は女子しかいない国家。

 特別な日以外は男子禁制なこの国に、ある一団がいた。


「フレッド様。この辺りでどうでしょう?」

「そうだね。ここにしようか」


 首都カノンから少し離れた場所にある森に囲まれた湖。

 精霊の森と呼称されるその場所は、名の通り疲労回復の湖として知られていた。

 教皇や枢機卿など、神聖国のお偉方の許可がなければ立ち入れないその場所に、男含む十名――正確には九名と一匹が訪れていた。


「昨日の疲れ、ゆっくり癒してね」


 赤っぽい黒髪を短く切り揃えた優男――フレッドの言葉で、ワクワクを隠しもせずに二人の女子が湖へと向かった。

 服や靴を脱ぎ棄てて、下に着こんでいた水着姿で湖へとダイブする。


「パトリシア! ケイティ! もう少し落ち着きなさい!」


 二人が散らかした服や靴を拾いながら、二人に比べて少し大人びた女性が声を張る。

 そんな注意も聞こえていないのか、走っていった二人は楽しそうに水を掛け合ったりして遊んでいる。

 二人の反応がないことに、女性は短い黒髪を揺らし、砂を払って落としながら口を尖らせる。

 あそこまではしゃいで疲労が回復するのかという点は、甚だ疑問だが。


「まぁまぁ。昨日の依頼は流石のあの子たちでも疲れるものがあっただろうし、今日くらいは大目に見てあげたらどうだい?」


 大人びた女性へ、二人目の例外である大人の男性が声をかける。

 湖畔で休む人がゆっくりできるようにとシートを敷いていた男性だ。

 飛び出していった二人をフォローするように、あるいは黒髪の女性を宥めるように、優しく語り掛けた。


「……別に、遊ぶのが悪いと言っているわけではないのです。ただもういい年した女の子ですので、相応の嗜みと言うものを……」

「そうだね。アヤさんの言いたいこともわかるよ。けどまぁ、それは日頃から気を付けて行けばいいさ。それよりも、せっかくの機会なんだから、アヤさんもゆっくり入って疲れをいやしてくるといい」

「……そうさせていただきます」


 黒髪の――アヤと呼ばれた女性は拾い上げた服を丁寧に畳み、男性が敷いたシートの上に置いて、その脇に靴を揃えて並べる。

 徐に服を脱いで水着姿になると、脱いだ服を同じようにしてシートに置いた。

 服のせいで隠れていた、豊満でありながらそれなりに鍛えられた肉体が姿を見せる。


「ですが、本当に大地様と真衣様は入られないくてよろしいのですか?」

「うん。僕たちは昨日の依頼を見ていただけだからね。疲れはそんなに溜まっていないし――」

「……そうですか。では、よろしくお願いします」


 やはり丁寧に頭を下げて、アヤは湖へと歩いていく。

 先に湖に入っていた二人と合流し、小言を言っているのか二人は不貞腐れたように唇を尖らせている。

 その様子を微笑ましく眺めながら、自身の敷いたシートに腰を下ろす。

 隣へ、大人の女性が大地と呼ばれた男性を見下ろすようにして言う。


「見てるだけの方が目の保養になるから入らない、の間違いじゃないの?」

「い、いやぁ? そんなことはないよ?」

「どうだかね~? 結愛はどう思う?」

「ちょっと待て真衣。結愛は関係ないだろう?」

「そんなことないわよ。娘から見て、お父さんが同じような年頃の女の子にどんな感情を抱いているかは大事じゃない?」


 悪戯な笑みを浮かべて大地を問い詰めるのは、大地の妻である板垣麻衣。

 この場で唯一、成人している女性だ。

 同じく唯一の成人男性である大地の隣に腰掛けて、小脇をウリウリ~と小突きながら楽しそうに笑う。


「犯罪を犯さない限りはどんな思想を持っていても大丈夫だよ、お父さん」


 結愛むすめのフォローを聞いて、大地はふふんとドヤ顔をする。

 その顔は「ほらみろ~」とでも言いたげな表情だ。

 だが、その煽りともとれる顔を見て、真衣はニタリとさらに悪戯な笑みを深めた。


「まぁでも、その年で娘と同い年の女の子を見て目の保養とか言ってるのはどうかと思う」

「ゆ、結愛ぇ……」

「流石、私の子ね」


 つい今しがたフォローした父親を、母親譲りの悪戯顔で突き放した。

 味方だったはずの結愛むすめからの裏切りに、大地は「そんなぁ」と一転して悲しい表情になる。

 一方で、そうなるとわかっていたのか、真衣は誇らしげに笑った。

 この母にしてこの子あり。

 真衣の言葉には、なるほどと納得させられるだけの根拠があった。


「私も入ってくるから。何もないとは思うけど、荷物番よろしくね」

「はーい。行ってらっしゃい」

「い、行ってらっしゃい」


 白でフリル入りの可愛らしい水着姿になり、結愛は先の三人に倣って湖へと向かった。

 それを眺めていると、真衣から声をかけられる。


「ラディナさんは入らないの?」

「私は大丈夫です」

「そう? でもソウファちゃんは入りたそうにウズウズしてるけど……」

「い、いえ! 主様は今頑張っているのに、私がこんなところで楽しくしていてはダメです!」

「そう? 葵くんなら気にせず入っておいで、って言いそうなものだけど……」

「ソウファ。真衣様の言う通り、葵様ならそう仰ると思いますよ」

「……でも」

「私が入っていないから遠慮しているのなら、それこそ無用な遠慮です。むしろ、ソウファがいざって時に力を発揮してくれる方が大切です」


 わかるでしょう? と視線で問いかける。

 わざわざここでは口にしない。

 当人と、その大切な人がいる前で言葉にするようなことではないからだ。

 言いたいことを理解してくれたのか、頷いてそそくさと貸し出し施設の方へと向かった。


「アフィちゃんはどうするの?」

「見ての通り俺は梟の姿から変われないので」

「それも込みで許可をしてくれたと思うのだけど……」

「理解しています。しかし、上が許可したからと言っても全員が納得するわけではありません。ここは他にも利用する人がいますし」

「人の言葉を理解するとはいえ魔物だから、ってこと?」


 真衣の問いに、大地の設置した机の端に座るアフィは頷く。

 この場にいる全員はここ一週間ほど行動を共にして、アフィのことを多少なりとも知っている。

 故に、誰も共に入ることを断りはしないだろうが、アフィのことを知らなければそうとは限らない。

 それを誰よりも理解しているからこそ、湖へは入らない選択をしている。


「一応、俺はあの子ソウファの保護者的な立ち位置にいますので、傍で見守るつもりではありますが」

「そうね。湖に入らずとも見守るくらいはできるものね」


 真衣の言葉に頷いて、アフィは不安を少し瞳に宿して見上げてくる。


「問題ないでしょうか?」

「大丈夫。ソウファを見守ってあげて」


 安心するように恭しく頷いて、ソウファのアフィは後を追う。

 ソウファとアフィの役割は、葵が銀狼の加護を分割した際に不足した実力を補うこと。

 けれど、葵は最近その不足をほとんど取り戻せたし、何より今はその葵がいない。

 ならば、葵が戻るまでは可能な限り自由にしてもらいたい。

 と言っても、結愛が葵の記憶を取り戻したら帰還はすぐに叶う。

 そうなれば本当の意味での自由が手に入れられるので、無用な配慮かもしれない。


「……ね。せっかくだから、お話ししない?」

「お話し、ですか?」

「そう、お話し。と言っても、私が知りたいことを聞くだけだから、お話しよりは質問の方が正しいかもしれないけど……」

「聞きたいこと、というのは葵様のことですか?」

「うーん……まぁそれが一番なんだけど、ラディナさんのことも聞きたいかな」


 ダメかな? と上目遣い――純粋に目線が高いラディナを見上げる形――で訊ねてきた。

 真衣の瞳に何か探るようなものはなく、純粋に知りたいという気持ちが見て取れる。

 この場でただ黙っていても、有意義な時間は過ごせそうにない。


「わかりました。ただ真衣様の質問が終わり次第、私からもお尋ねしたいことがありますがよろしいですか?」

「うん、いいよいいよ! あ、先にラディナさんの聞きたいことを聞くよ! 私のは沢山ありすぎて長くなっちゃいそうだから」


 お願いした側としての配慮なのか、あるいは純粋な優しさなのか。

 ともあれ、そう願い出てくれたのなら遠慮なくあやかっておこう、と使える主に似てきた思考をする。


「……では私から――結愛様の記憶の欠落は、真衣様や大地様の様子から恐らく間違いのないものだと思います」

「うん……そうだね。フレッドくんたちが治す方法を模索してくれているみたいなんだけど、まだ何も進展がなくてね……」


 いきなりグレーゾーンに近い話を振ったが、真衣は嫌そうな顔一つしない。

 ただ、悲しさを表情に滲ませていた。

 それが娘を心配してのことなのか、あるいは――


「――ではどうしてあのような状態になったのか。その原因は何かわかりますか?」

「……それがさっぱりなのよ。フレッドくん曰く、結愛と初めて会った時から私たちと再会して今日に至るまで、そんな予兆は微塵も見せなかったって言うのよ」

「……つまり、初めからそうであったと?」

「と言うよりも、私たちが元の世界のことを確認するまでは、誰も記憶が欠如していることに気が付かないくらいには自然体だったそうよ」

「結愛様自身もですか?」

「ええ。……あ、でも、何かわからないけどずっと大切なものは探していたらしいわ。多分、葵くんが持ってきたって言うあのペンダントなんだろうけど……」


 湖で楽しそうに笑い合う結愛の方へ視線を転じ呟いた。

 その言葉には哀愁が含まれているように感じた。

 葵と結愛。

 二人のことを良く知る一人として、思うところがあるのだろう。


「ありがとうございました。私が聞きたいことは聞かせていただいたので、真衣様の質問にお答えします」

「そう? じゃあ遠慮なく聞くけど、言いたくないことあったら無理して言わなくていいからね?」


 そう前置きして、真衣は様々な質問を投げてきた。

 葵との出会いやソウファ、アフィと言った面々との出会い。

 神聖国に至るまでの旅路の数々。

 聞かれた質問に知っている範囲で全て答えた。

 葵のことだけでなく、ラディナ自身や湖で遊ぶソウファ、アフィのことなども真剣に訊ねてくる。

 葵のことだけを聞くのは申し訳ないから聞いている、と言った様子はない。


「――そっかぁ。やっぱり、八年も経ってると私の知らない葵くんもいるわねぇ」

「男子三日会わざれば刮目して見よって言うだろ? まして単位が年ならそりゃ俺らの知らない葵くんがいてもおかしくないさ」

「確かにねぇ」


 娘からの口撃からすっかり立ち直った大地が、自慢するように言った。

 あれから昼飯を経て時は既におやつ時――三時に近い。

 六時間近くも経てば、あの程度の傷は簡単に癒えるのだろう。


「でも根の部分は変わってないわ。私たちの知る、あの頃の葵くんよ」

「そうだな。何も変わってない。凄く不器用で、でもとても優しい、葵くんのままだ」


 懐かしむように。

 誇るように。

 大地と真衣はしみじみと呟いた。

 ある程度の関わりがないと気が付くことすらできない葵の本質。

 自己犠牲をも厭わない他者への優しさ。

 それを知るこの二人は、やはり葵のことを良く知っている。


「ありがとう、ラディナさん。葵くんを支えてくれて……」

「いえ、私は何も――」


 少しだけ涙ぐんで、真衣は肩に手を乗せてくる。

 何が真衣の琴線に触れたのかわからない。

 大地が静かに真衣の肩を抱き、申し訳なさそうな表情を作る。


「ごめんね、困惑させちゃって」

「あ、いえ」

「ほら真衣。今日はこの辺で終わっておこう。まだ話す機会は沢山あるだろうから」

「……ええ」


 大地に支えられ、真衣は離れていく。

 入れ替わるようにして、結愛が隣に立った。


「お母さんが迷惑かけちゃってごめんね?」

「いえ。問題ありません」

「……途中から少しだけ話を聞いていたんだけど、やっぱり私に、あの子の記憶はないわ」

「そうですか」


 極めて冷静に返事したつもりだが、感情が少し入ったらしい。

 それを目聡く見抜いた結愛は、大地に似た申し訳なさそうな顔になる。


「私は、あの子の気持ちには応えてあげられない」

「婚約者がいる身で他の男に近寄るのは、風聞的にも良くないでしょうね」

「それもあるわ。けれどそれ以上に、その気がない相手に対してその気があるような態度を持つのは人としてどうかと思うの」

「そうですね」


 何が言いたいのか。

 対峙した相手の言いたいことや気持ちを、表情や態度などから読み取るのは得意だ。

 けれど、結愛の意図は汲み取れない。

 隠しているのか、自身の感覚が鈍くなっているのか。


「……それでも、あなたの話を聞いて、少しだけ考えが変わったわ」

「と言うと?」

「上から目線になってしまうけれど、あの子と――綾乃葵くんと、向き合ってみようと思うの」


 首から下げたペンダント。

 ラッシュガードの上にあるそれを大切そうに愛でてから、視線を上げて瞳を見据えられる。

 黒き双眸に見据えられ、そのあまりの強さに目を逸らしそうになる。


「だから、その……図々しいとは思うんだけれど……」

「なんでしょうか?」

「……私と彼の間を、取り持ってくれないかしら?」


 先ほどの強い瞳はどこへやら。

 弱った子猫のような愛くるしい黒の瞳は、こちらの気持ちを揺さぶってくる。

 意図してやっているのなら人心掌握はお手の物なのだろうが、おそらくこれも、遺伝的な天然要素だとわかる。

 勘がそうだと告げている。

 主の為に尽くすのが側付きの役目。

 ならば、答えなど決まっている。


「私で力になれるかはわかりませんが――」

「ご休憩中のところ失礼します!」


 結愛の問いに答えようとした直後、その言葉を遮るように大声が湖畔に轟いた。

 全員が驚き、そちらの方へと視線を転じる。

 そこには一人の女性が立っており、服装を見る限りは聖歌隊の一員なのだと推測できた。


「何かあったのか?」

「現在、首都カノンが何者かに侵攻を受けています! 勇者フレデリック・エイト様のご助力を願いたく使いを任されました!」

「数は?」

「数は五! その内一人は、首都の結界を一瞬で破壊できるほどの実力の持ち主です!」

「教皇様の退避と他国への情報共有は!」

「それが……」

「どうした?」


 質問に対し端的に、簡潔に答えていた使いの女性が、突如言葉に詰まる。

 言いたくないことがある、と言うよりもどう言えばいいかわからない、と言った様子だ。


「大丈夫です。落ち着いて、ゆっくりと」


 その女性へアヤが近づいて、背中を擦り優しく言葉を掛けて落ち着かせる。

 ものの数秒でその女性を落ち着かせた手腕に驚きつつ、女性の言葉を待つ。


「――はい。他国への情報共有は行いました。しかし……シュトイットカフタ帝国が――皇帝ドミニク・シュトイットカフタが、全人類へ向けて宣戦布告を行いました!」

「……は?」


 女性の齎した情報に、フレデリックは唖然とした表情になる。

 度肝を抜かれた。

 まさにそんな表情で、フレデリックは女性を見る。

 それが嘘であると思いたかったのだろう。

 しかし、女性が嘘を吐く理由もなければ、意図もわからない。

 どこかの間者と言うのなら納得だが、この五千年、人類は人類同士で戦争を行えるほどの余裕はない。

 魔人といつ大戦が行われるかが不明なのだ。

 人類の存亡をかけた戦いがあるのに、人類同士で不毛な争いなどしている暇はない。

 が、その定石を破って、ドミニクは宣戦布告をした。

 圧倒的な情報過多に、フレデリックの頭は必死に回転しているのだろう。


「フレッド。後でも思考それはできるわ。まずは――」

「ああ、カノンへ戻る。全員、準備しろ。最大警戒で行く」

「はい!」


 フレデリックの号令で、結愛、アヤ、パトリシア、ケイティが

 つい先ほどまで水着姿だったはずが、この一瞬で戦闘用の服へと着替え終えている。

 何が起きたのかを理解する前に、フレデリックが口を開く。


「俺たちは先に行く。大地さんと真衣さんはここの片づけをして、避難民をこの森に誘導してください。ラディナさんたちは準備をしてから合流を」

「ッ! わかりました!」


 止まりかけていた思考を、フレデリックの檄で取り戻す。

 カノンへ駆け出すフレデリックたちを端目に、装備を整える。

 大地と真衣にお願いしますと声をかけて、カノンへと駆け出す。

 十数分かけて辿り着いたそこは、今朝出発した時とは全く違う様相を呈していた。

 あちこちで火の手が上がり、悲鳴が入り乱れ、遠くでは重たい戦闘音が響いている。


「精霊の森へ! 落ち着いて! 隊列を組んで!」

「フレデリック様達は!?」


 聖歌隊らしき人物が、声を張り上げて住民を誘導している。

 その女性に声をかけ場所を問う。


「北東の方に!」

「ありがとうございます!」


 短いやり取りをして、言われたとおりに北東へと駆ける。

 首都の北東に近づくにつれ、戦闘の音が激化している。

 一分足らずで戦闘の地へと辿り着き目にした光景に目を見張る。


「――嘘」


 その呟きは誰のものだったか。

 綺麗だった街並みは崩壊し、建物と言う建物はほぼ全壊し瓦礫となって。

 見る影もなくなった町中で戦っていたであろうフレデリックたちは傷つき血を流し満身創痍で。

 対峙する者たちは余裕の表情を崩さず、強者の余裕とでも言わんばかりにフレデリックたちが立ち上がるのを待っている。

 追撃すれば確実に仕留めきれるのに、それをせずにニヤニヤと笑みを浮かべている。

 笑みを浮かべる顔の一つに、見覚えがあった。


「皇帝――」

「ん? お、ここにいたのか。――」


 その声を聞くのは、久しぶりのような気がする。

 いや、久しぶりというよりも、懐かしいが正しいだろうか。

 まだ記憶が定まってすらいない、物心つく前に聞いたことのある声。

 記憶はないのに、覚えている、声。


「――『帝王』ドミニク様」


 、人類の『勇者』であるフレデリックたちに立ちはだかるドミニクは――


「――。愛しい愛しい、俺の愛娘」


 慈愛の表情で、そう語り掛けてきた。



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