毒も皿も好物も
愛と呪いの響きはよく似ていて、果てしない暗闇が必ず待ち受けているところも、酷く似ていた。
似ているからこそ愛であり、呪いであり、それでも、その二つは決して、決して同じではないから。
愛であり、呪いであるのだろう。
その二つが出来上がる君の心で、ぼくはずっとちんけな呼吸を続けているのだ。
そこでしか、息ができなかったのだ。
どこまでも、苦しいのに。
だからどうか、
愛と呪いが続く限りずっと。
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