第4章 ナルゴルの神々
ナルゴルの神々とナルゴルの地に住む種族等
※出せる分のみ、後で加筆修正するかもしれません。
※種族国家概要等を少し修正しました。2021/8/21
◎ナルゴルの神々
ナルゴルの神々は魔王モデスを盟主とした緩やかな神々の連合である。
本拠地はナルゴルの地。
ナルゴルの神々には大母神ナルゴルの血族ではない神も含まれる。
例えば鍛治神ヘイボスはエリオスの神々でもりナルゴルの神々でもある。
魔王モデスは頂点した連合だが、モデスは他の神々に命令する権限はなく、緩やかな連帯である。
そのため、多くの神がナルゴルに滞在せず、他の地でそれぞれの眷属と共に暮らしている。
それぞれの神が独自の眷属を持つことが多く、エリオスの神々と違い、他のナルゴルの神を信仰することは少ない。
またナルゴルに滞在している神も活動が活発ではなく、知識の魔術の神ルーガス等ごく少数が活動しているのみであり、ナルゴルで活動している神々のみが実質的なナルゴルの神々とも言える。
人間の中にもナルゴルの神々を信仰する者いて、魔教徒もしくは邪教徒と呼ばれる。
エリオスの神々に次に多い神々のグループだが、緩やかすぎてまとまりがない。
◎主要なナルゴルの神々
ナルゴルの神々の中で主要の神達。
エリオスの神々と違い、○○の神のような区分が明確ではない。
黒い炎の魔王モデス。闇の女王モーナ。
知識の魔宰相ルーガス。魔女の大母ヘルカート。
大渦の海神ダラウゴン。山の女神トゥローラ。
風の馬神サジュタリス。運命を視る千翼のカーサ。
火と鍛冶の神ヴォルガス。怠惰の魔姫ピピポレンナ。
黒き嵐の暗黒騎士クロキ。白銀の魔女クーナ
※ヴォルガスではなく鍛冶神ヘイボスを含める事もある。
※カーサは一応ナルゴルの神々に含まれるが、実質中立。
ここで説明しないと今後どこにも含める事ができないというのもあります。
※クロキとクーナを含めない時もある。
エリオスが十二神だったから、含めただけだったりします。
◎信仰について
信仰はそれぞれの奉仕種族が主である神を信仰するのが一般的。
例えばマーマンはダラウゴンのみを信仰して他のナルゴルの神を信仰することはほぼない。
基本的に恩恵を与える事はないが、交渉によっては恩恵を受けることも出来る。
つまり悪魔と契約して力を得るのである。
この場合何らかの代償が必要になることが多い。
魔王を信仰する教団も人間社会にはあったりする。
※代償には様々なものがあり。
力を与えてくれる者の性格によります。いやらしい何かだったりもします。
◎魔族、悪魔
デイモン族を指すが、人間は強大な力を持った魔物の事をそう呼ぶ時もある。
◎ナルゴルの地に住む種族
ナルゴルの地には様々な種族が住んでいて、魔王モデスを崇拝している。
その種族中で頂点に立つのがデイモン族である。
ちなみにもっとも数が多いのがオーク族やゴブリン族である。
◎デイモン族
モデスがまだエリオスに住んでいた時に作り出された種族。
天使と互角の力を持ち、容姿が美しく角が生え、褐色の肌をしている。
また、エリオスの神々を裏切り、堕天使となった天使もデイモンと呼ばれたりする。
下位のケール族やダークサテュロス族等はレッサーデイモンと呼ばれたりする。
デイモンロードであるランフェルドは神と同等の力を持ち、小神として扱われる事もある。
ナルゴルに住む種族中で頂点に立ち、様々な影響を与える。
中にはナルゴルやナルゴル以外に住む下等種族に力を与える時もある。
その中には人間も含まれる。
・デイモンロード
デイモンロードと呼ばれる者は4名。
魔元帥ランフェルド。妖魔導師の長ウルバルド。魔王宮を守る親衛隊長ジヴリュス。最後に堕天使長ミュレナスである。
※ミュレナスはデイモン族出身ではないが、デイモンロードに相当する地位を持つ。
※デイモンロードの下にナルゴルの地の各種族から選ばれた八魔将軍がいる。
魔王直属の兵としてナルゴルの地を防衛等や内部の治安維持も行う。
※デイモンロードも八魔将軍もダ○の大冒険の六団長とハ○メルンの魔界軍王の影響を受けています。
厨二病的な設定ですね。実は要らんかったかもと思っています。
◎ケール族
モデスがエリオスを離れた時に作った種族。
モーナを生み出す過程で、デイモン族を補佐するために作られた。
禿げた頭に角が生え、背中には蝙蝠の翼がある醜い容姿であり、ほとんどが女性である。例外として男性もいる、例えばケールの王フェルトンは男である。
モデスの心がささくれている時に生まれたためか性格が悪い。
モデスに隠れて人間に悪さをする者もいる。
◎インプ
非常に小さな姿をした人型種族でケールを生み出す過程で生まれた。
蝙蝠の羽を生やし、頭は剥げて角があり、簡単な魔法が使える。
性別はなく、一定の魔力を与えると分裂して増える。
デイモンやケールの奉仕種族であり、使役される。
デイモンと契約した人間に貸し出される事もある。
◎クランプス
大母神ナルゴルによって生み出された種族。
非常に数が少ない。
ナルゴル亡き後はモデスに忠誠を誓い、ナルゴルの地に住む者もいる。
モデスに従わなかった者の多くはナルゴルの地の外で眠っている。
ケール族よりも恐ろしい容貌をして、炎の鞭を持ちデイモン族と同等の力を持つ。
モデスに従った者はナルゴルの監察官となり、秩序を乱す者を捕らえる仕事をする。
その時に罪を犯した者を捕らえるための魔法の籠を使う。
それが、人間達の間にも伝わり、悪い子は連れて行かれるという伝承が生まれた。
※バ○ログを出したいのですが、版権の問題があるかもしれないので、鞭を使う悪魔クランプスを採用。
指輪物語やD&Dのオリジナルの名前は黙認されているだけで、後からダメと言われる可能性があるかもしれません。
後からダメだと言われると修正が大変なので、なるべく使わないようにしています。
エ○ト、トレ○トをグリーンマンにしているのもそういう理由だったりします。
注意しているつもりですが、すでにダメな表記があるかもしれません。
◎オーク、ゴブリン
大母神ナルゴルによって創造された種族。
特に奉仕する神はいないが、その多くがモデスを信仰する。
ただ、オークとゴブリンは別にナルゴルの神々の眷属ではなく、全てのオークとゴブリン達がナルゴルの神々を信仰しているわけではない。
地上の人型種族では最も数が多い。
※オークとゴブリンについては後日魔物図鑑なんかで別にするかもしれません。
◎オーク
オークは強靭な皮膚を持ち、人間よりも一回り以上大きい。
特定の奉仕する神を持たず、色々な神を信仰する。
多くは魔王モデスか大母神ナルゴルである。
猫背、短足で腕が太く、猪のような牙が生えている。
また女性上位社会であり、雌オークは雄オークを支配する能力を持つ。
ただし、雌が生まれる割合は低く、オークのほとんどは雄である。
生まれて5年ぐらいで大人になる。
ナルゴルの地以外では中央大陸東部とオークス諸島に多く住む。
環境適応力が高く、地上ならほぼ全ての場所で住める。
毒がほとんど効かず、有機物なら、火を通さず、ほぼ何でも食べる事ができる。
ゴブリン程ではないが、繁殖力が高く、数が多い。
基本狩猟や略奪で食を得る。食が少なくなると共食いもする。
猪やオルカ等を飼い、騎乗したりする。
ゴブリンと違い火を使える。
ただし、人間よりも不器用なので、あまり良い道具は作れない。
※オークの元ネタはベオウルフのグレンデル。
グレンデルはオークナスとも呼ばれ、それをトールキン先生が指輪物語でオークという種族として出しました。
元ネタがあるので、採用しました。後からダメだったらどうしようかと悩みます。
※ル○ンクエストではオークは出てこないですね。
ウォ○ハンマー だと菌類だったりします。
姿形はウォ〇ハンマーのオークを想定しています。
だけど、生態はル〇ンクエストのト〇ウルに近いかもしれません。
以下オークの種類
・グリーンオーク
全て雄。
もっとも数が多い一般的な緑の肌をしたオーク。
力が強く、その肌はハードレザーアーマーと同じ強度を持つ。
粗暴で頭が悪い。
・ブラックオーク
全て雄。
青黒い肌をしたオーク。
一般的なオークよりも一回り大きく、力も強い。
その肌は鉄と同じくらい固く、ほとんどの武器を弾き返す。
知能はグリーンオークと同じくらいだが、たまに頭が良いのが生まれ、群れを作る事がある。
ただし、女王種と違い、完全に支配できないので、裏切られたりする。
・女王種オーク
オークの最上位種。全て雌である。
生まれにくく、数が非常に少ない。
オークにしては頭が良く、雄オークを支配する能力がある。
大抵は群れで一匹しかいない。
精力が強い雄オークを沢山側に侍らせハーレムを作っている。
娘が生まれ、その娘が成長したら若い雄を連れて群れを離れ、別の群れを作る。
※他にも種類あり。
◎ゴブリン
人間よりも体が一回り以上小さい緑色の肌の種族。
特定の奉仕する神をもたず、様々な神を信仰する。
ただし、ナルゴルに住むゴブリンは魔王モデスを必ず信仰する。
それほど強くはなく、一対一なら大人の人間で対処が可能である。
オークと違いほぼ男系社会である。
例外的に女王が支配するゴブリンの王国もある。
角の生えたノーブルゴブリンが群れを従える。
ゴブリンの雌は多産であり、一度に5匹以上の子ども産む。
オーク以上の環境適応力があり、あらゆる所に住んでいる。
有機物ならほぼ何でも食べられ、共食いもする。
虫を飼育したり、茸を育てたりする。
狼や大蜘蛛と共生して、乗ることができる。
オークと違い手先が器用である。
しかし、火を使う事ができないので、原始的な武器しか作れない。
頭が石のように固く、武器を通さない。
綺麗な歌が苦手。
頭が悪く、すぐ騙される。
※ファンタジーの代表的モンスターですね。
設定はマクドナルド先生の「王女とゴブリン」で、邪悪でイタズラ者だけど、愛嬌のあるモンスターを想定しています。
人気の「ゴブリ〇スレイヤー」に出てくるゴブリンも良いですが、個人的に愛嬌がある方が好きです。
○一般的なゴブリンの社会
一般的なゴブリンの社会はノーブル種の雄であるゴブリンロードを頂点とした、部族社会である。
部族の中で雄と雌に分けられ別に生活する、雄はロードの下に戦士階級、一般階級、奴隷階級があるのが一般的。
オークと同じくゴブリンは生まれると5年ぐらいで大人になる。
最初は一般階級から始まり、武功を立てると戦士として認められる。
戦士として認められると雌ゴブリンに種付けが認められる。
ゴブリンロードは醜いゴブリンの雌を嫌い、攫ってきた人間の雌等を囲い、ハーレムを作る。
奴隷階級は打ち倒した違う部族のゴブリンの雄や、違う種族である。
奴隷の中には人間の男性も含まれる。人間の女性はロードの愛妾になるのが一般的。
虫の育成や茸の育成、または雑多な仕事をさせられる。
去勢されて雌ゴブリンの世話や、ゴブリンロードの愛妾の世話をさせられる事もある。
それでも殺され喰われるよりもましである。
雌ゴブリンに階級はなく雄ゴブリンに従うのが一般的。
ゴブリンの部族単位で生活して、他のゴブリンの部族と争う事が多い。
勝った方の部族は負けた部族の雌を吸収し、雄は殺すか奴隷にして、子の雄ゴブリンは食べるのが一般的。
中には負けた部族を解体せず、複数の部族を束ねたゴブリンの大王が生まれる事がある。
その時は周辺の人間の国は不幸な事になる。
※例外である女王が支配するゴブリンの社会では、攫ってきた人間の男を囲ってハーレムを作ったりする。
ダティエが良い例です。
以下ゴブリンの種類
・一般ゴブリン。
普通のゴブリン。
・レッドキャップ
ゴブリンの精鋭。赤い帽子をかぶっているのが特徴。
見た目はゴブリンに似ているが強い。
・ノーブルゴブリン
一般ゴブリンの上位種族。頭が良く、一般ゴブリンを従える能力を持つ。
ただ、頭が良いと言っても人間と同じくらいである。つまり一般的なゴブリンの頭が悪すぎるのである。オークはさらに悪い。
角が生えているのが特徴で平均的な人間と同じくらいの背丈がある。
親がノーブルゴブリンでなければ生まれないが、生まれた子の全てがノーブルゴブリンというわけではない。
群れには支配者である1匹ゴブリンロードとその後を継ぐゴブリン王子、王女だけがノーブル種である。
もし、王子王女が2名いたときはどちらかが群れを出るか殺されるのが普通。
ただし、角を切り落とし、後を継いだ兄弟姉妹に忠誠を誓えば、生きられ群れに残ることも可能。
※ロードの愛妾の愛妾は人間が多い。美しいエルフを愛妾にしたいが、捕らえるのが難しいのでほとんどいない。
何度も書きましたが、種族が違う男女が子作りをしたら、男の子なら父親の種族、女の子なら母親の種族になる。
当然ロードとの間の子には愛妾の種族が生まれる事もある。
ただし、ゴブリンの生活環境ではすぐに死んでしまうのがほとんど。
つまり生き残ったゴズはすごいんですよ。
※ダティエのカロン王国は例外だったりします。
王女複数いるけど、争ってはいない。
※ノーブルゴブリンの王子は「王女とゴブリン」に出てくるゴブリンの王子を想定しています。
実は「王女とゴブリン」の中で一番好きなキャラ。
・ホブゴブリン
人間によって奴隷化したゴブリン。
人間に代わって家事をしたりする。
ゴブリンが嫌いな者もいるので、姿を出来る限り見せないようにしている。
しかし、奴隷として扱わないと奴隷化が解ける可能性がある。
例えばホブゴブリンに贈り物をすると、「おいら、奴隷じゃなかったんだ。じゃあ良いことやーめた」と言って悪さをするようになる。
そのため、ホブゴブリンにはパン一欠片、ミルクを少し余らせ、そこらへんに置いておくようにして、食事を与えなければいけない。
・ボギー、ボガード、ブギーマン
奴隷化が解けたホブゴブリンの総称。
人間社会に潜み、隠れて生活するものが多い。
悪さをするので人間に恐れられる。
※他にも種類があり。
◎カンビオン
デイモンと人間の間に生まれた者の子孫の人間。
一応種族的には人間であるが、デイモンの形質を受け継ぎ、中には角が生えてくる者もいる。
褐色の肌をしている者が多い。
多くはナルゴルの地に住むが、外にも存在する。ナルゴルの地以外ではジプシールが最も多い。
◎ダークエルフ
ランパスの事。
既に説明しているので省略。
◎その他の種族
トロルやダークサテュロス等の種族もいますが、後日書きます。
※時間があったら魔物図鑑を別に作りたいと思います。
※後日修正をするかもしれません。
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