第171話 僕は超珍しい漢【ウコンパンプ】(36)

 まあ、隣の爺さんの思いが叶う。成就できるような言葉や台詞をお客様達が漏らし告げてくれれば。


 今のように隣の爺さんは、歓喜! 歓喜するのだ! するのだよ!


 これは、本当! 本当だからね! 実話でさ!


 まあ、俺【ウコンパンプ】達が隣から爺さんの御機嫌麗しい顔と様子を『チラリ』と横目で見てもね。


 本当に爺さんは、嬉しそうな顔と様子をするのだ! 実話! リアルでね!


 でッ、その後彼、と言っても、隣のじいさんなのだが。


「……ん? 儂か?」と。


 隣で、俺【ウコンパンプ】が、爺さんの事、様子を凝視しても、本当にしらじらしい様子と声色で、決まり言葉、台詞のように順序良く。最初はこの言葉を、己に年齢を訪ねてきたお客様へと言葉を返すのだ。


 まあ、信じる、信じないは別として隣の爺さんの様子は実は、リアルであるのだ。


 と、いうことで、話しを進める。進めていくよ。



◇◇◇◇◇

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