第144話 僕は超珍しい漢【ウコンパンプ】(9)
すると、その人達。そう、隣の爺さんに遠く、遠目から手招き、「お~い」、「お~い」と、声をかけられた他の売り場、出入り口にいる。歩行をしているお客様達になるのだが。
家の怖い顔のおじさんや隣の爺さんの売り場、販売ブースが建物。道の駅に向かって右の出入り口の通路に沿った販売コーナにあるのに対して、今隣の爺さんに遠目から手招き、「お~い」、「お~い」、「ほら、こい。こ~い」と、声をかけられたお客様達は、道の駅に向かって左の店内への出入り口を使用して店内へと向かうお客様達と。左の出入り口に沿ってある販売ブースの台。天板の上に所狭しと、並んだ商品を見て、触れ、触り、販売者、売り子からの商品説明を聞いている者。商品の事を尋ねているお客様達へと向けられて、手招き、呼び込みをしているのだが。
隣の爺さんの年の功若しくは、彼の顔に似合わない不釣り合いな声音。そう澄んだ声音の為だろうか?
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