幻影の迷宮
橘花 果林
序章
ざわざわと木が揺れる。
閉めそこねたカーテンの隙間から、ちらりと覗く小さな空。極彩色の雲が猛スピードで通り過ぎていた。不思議なほどに赤黒い世界。
あぁ、そういえば。
確か台風がくるんだっけ。
俺は机の上で頬杖をつき、片手でシャーペンをくるくる回しながら、ぼんやりしていた。
はー。
溜め息しか出ない。
毎日毎日何でこれをやる必要があるのか。明確な答えもないままに、また毎日毎日繰り返す。
この年のこの時期に大体みんながかかる一過性のものだと、姉ちゃんが薄っぺらい馬鹿にした顔で言っていたのを思い出して、またムカついてきた。
俺は開いただけで見てもいなかった教科書をノートと共に乱暴に閉じて、iPodでいつもの曲を選ぶと音量をめいっぱい上げた。
途端、上に吊り下げてある二つの小さなスピーカーから、けたたましい音楽が降り注ぐ。
俺はベッドに寝転んで目を閉じた。
あー、幸せ。
むしゃくしゃするときはこれが一番だぁ。
……でも、すぐに邪魔しに来るんだろうな……。
その時、物凄い地響きと共に、だんだんと二人分の足音が聞こえてきた。
うわっ、すげぇ、もう階段を上る足音が聞こえてきたよ。こんなにめいっぱい音量上げてるのに、それでも聞こえる足音って。
だんだんだん!
はい、どうぞ!!
「ちょっと!!祥ちゃん!!」
俺の心の合図にぴったり合うように、母親がドア越しに部屋の前で怒鳴った。
どんどんどん、ガチャガチャガチャ!!
と、ドアを叩く音に取っ手をガチャガチャ回す音。いつものことだ。
「鍵!開けなさい!こんな時間に近所迷惑でしょ!」
え、やだ。
母親と姉ちゃんの声が、代わる代わるに、また被るようにドアの向こうから聞こえてくる。
部屋に充満するこの音楽の洪水でも防ぎきれない女二人の金切り声ってやつを、俺は本当に毎回感心している。
今日は相手をするのも億劫で、俺は元凶になっているだろう流れる音楽をオフにした。
音楽に負けじと、二人の金切り声が最高潮のボリュームだったらしいことを、俺の耳はそこで知る。壊れる壊れる、俺は思わず耳を塞いだ。
こいつら一体、どこからそんな声出してるんだよ?
「あんた!分かってるんでしょうね?!」
なにを?
おおぅ。頭に声が反響する。
耳を塞いでもなんの足しにもなってない。
「そうよ、祥、祥ちゃん。お願いだから勉強してちょうだい!しっかり勉強して、あの高校に行かなきゃ」
なぜ?
懇願するようで上からの母親の言葉。
「あんた、これ以上お父さんに、というかうちに泥塗らないようにしなさいよ!」
姉ちゃんがこれでもかってくらいにドアを叩いて叫んだ。
あー、世間体ですか?
今どき家のためとかなんつー古い話……。
というかさ、俺、もう音楽止めてるわけだし、そのでっけえ声、近所迷惑なのは寧ろそっち。
俺はこの煩い状況に油を注ぐ気は無いので、ただひたすらに無言を貫いた。すると、あまりに大きな声を出し続けたからか、敵も疲弊したらしく段々トーンダウンしていった。
よし、いいぞいいぞ。もう少しか?
「分かったわね!ちゃんと勉強するのよ!」
なんだかごちゃごちゃ騒いでいた二人は、最終的に毎回変わり映えのしない捨て台詞を吐いて去っていった。
俺がうんともすんとも言わなかったのを、自分達の話を聞いていると都合よく思ったのかどうだかは知らないが、はー、とりあえず良かった。ほんとに耳がどうにかなりそうだったもんね。
俺は左の小指を耳の穴に突っ込んでぐりぐりした。なんだかまだわんわんいってる気がして。
その時だった。
微かな音が、ドアの反対から聞こえた。つまり、さっきまで見ていた窓から。
寝転んだままで、ちょっと耳を澄ましてみる。
気のせい?
金切り声でおかしくなったかな。
すると、また窓に何かがぶつかる音がした。
こん。
おい、待てよ。待て待て。
ここは二階ですよ。窓の近くにでっかい登りがいのある大木なんてのもあるわけじゃない、ちゃんとした二階だぞ?
こんこん。
ノックの音?!
まさか。
俺はドキドキしながら窓に近づくと、閉めてあったカーテンをガッと掴み、勢いよく開けた。
するとそこには。
「ちょ!お前」
そこにいたのは幽霊でもお化けでも、投げられた小石でもなく。
俺は慌てて窓の鍵を開け、両手で押し開くと、そこにいた見知ったヤツの手を掴み、部屋に引っ張りこんだ。
「きゃはー。祥くん、こんばんは」
そいつはコロンと空中を一回転しながら、のほほんと挨拶しやがった。
俺は窓の外に顔を出して辺りを見渡し、誰もいないことを確認して急いで窓を閉じた。
後ろ手にカーテンまで閉めた窓に背をつけて、俺は怒鳴った。
「こんばんはじゃねぇ!!」
思わず大声で怒鳴っちまった。
しまった!と思った時には、下から奴らが走ってくる音がしてて、もうね、耳でも澄まして聞いているとしか思えない、こういうところが本当にうんざりなんだよ。
「ちょっと何?! 祥! 開けなさい!」
「なんでもねえっ! 気が散るからあっち行けよ」
アイツらの問いには答えないことにしていたが、焦って返事をしちまった。
「あら!祥ちゃんが返事したわ! 気が散る……気が散るって、もしかして勉強始めてくれてたんじゃない?!」
「え? そうかな……お母さんってば」
が、答えたことで、なんだかいつもと違うということで、俺が嫌々でも勉強を始めたのかもしれないと考えた母親が、ぐちぐち言う姉ちゃんをなだめて、「頑張ってね、祥ちゃん」と声までかけると、ドアの前からいなくなった。
おお、なんだか分からないが良かった。
ちょっとほっとしたら、目の前にいるそいつ、神崎透が俺を見て自分の口を押さえていた両手をそっとおろした。
「ごめーん、祥くん。危なかったね」
だから! その! のほほんと言うな!
口に出すとまた怒鳴りそうだったので、俺は真一文字に結んだ口で言葉を出さないように、だが、両目にその言葉が見えるようにキッと睨んだ。
そんな俺の顔を見て、透は怖がるどころかぷぷっと吹き出しやがった。
こいつムカつく。
「お前さ、ちゃんと分かってんの? それ、ダメなの分かってる?」
よし、落ちつけ俺。
俺は年上。こいつは5歳も6歳も下。
また大声だしたら敵が厄介だかんな。俺は自分で自分をなだめつつ、そう言った。
すると透はちょっと首をすくめた。
「分かってるよ、大丈夫だって。周りちゃんと見たもん」
そーじゃねー。
「今どき誰が見てるかなんて分かんねーんだぞ。しかも、そこに誰もいなくても、最近のカメラはすげぇ性能なんだぜ。気づかないような遠いとこから撮られてたらどうすんだよ」
透はまたもやふふっと笑った。
「祥くん心配性ー。今どきなら、尚更手品かVFXって思ってくれるんじゃないかなぁ。なんでもありだもん」
この小さな友人は頭がいいからか、ああ言えばこう言う。
もしくは、俺が心配しすぎ?
いや、そんなことないっ!だってこいつは!
「だからっ、いつまでそうやって空中でぐるぐる回ってるつもりなんだよっ」
透は俺の話を聞きながら、ずっとくるくる空中を回っていた。もうね、やめて。俺は普通の中学三年生なわけ。にこにこ受験生なわけ。
ただでさえナイーブにしかならないこの時期に、文字通りぶっとんだ友達の相手する心の余裕なんかねーんだよ!!
「あ、ごめーん。つい」
透は言葉と真反対に悪びれない笑顔で、すとん、と床に足をついた。あれだけぐるぐる回っていたのに、ふらっともしねぇ。
最初に見せられた時も驚いたけど、いつもながら、よく目が回らないもんだぜ……。
「で?こんな時間にどうした?親父さんは?」
時刻は午後六時過ぎ。
いくら隣の家だとはいえ、小学三年生が家にいなかったら親は心配する時間だよな。
「研究所に泊まり」
「あぁ、そっか……」
透の親父さんはどこかの研究機関に勤めてて、毎月泊まりがけの日があるって言ってたっけ。
「じゃあそこはいいとして、なんかあったのか?」
可愛らしい顔して抜け目のないこいつと最初に出会ったのは二年前。
俺はたまたま学校帰り、近所の空き地で透が同級生に虐められてるのを見かけた。 見て見ぬ振りもできなくていじめっ子を蹴散らしたんだが、その時からこいつは俺を慕ってうちに遊びにくるようになった。隣に越してきた父子だと知ったのは、蹴散らした後にまとわりついて離れないなーと思ってたら、帰る家が隣だったというオチから。
俺がいない時に引越しの挨拶に来ていたらしいが。
何故かこいつは、俺に全幅の信頼を寄せていて、自分のこの力のことを誰にも言わないと思っているらしいんだけども……初対面でバラすのはどうかと今でも思ってる。
まぁ、誰にも言わないけどね!
俺がちょっとだけ昔のことを考えている間、透は目の前でもじもじしていた。
なに、今日気持ち悪い。
「気持ち悪くないもん!」
「え!なんだよ、やっぱりお前心も読め」
俺の言葉を遮り、透は思いっきり俺を睨んだ。
「だから僕はテレパスじゃないって言ってるでしょ。祥くんはね、顔! 顔にすごいでるのっ」
すげー、小声で怒鳴ってる。
配慮のできる小学三年生。
「わかったわかった。で、用はないの?暇だったから遊び来た?」
透はふるふると首を振った。
そして、何やらごそごそと胸ポケットに手を突っ込んだ。
「今日帰りに公園で見つけたんだけど」
公園?
前置きしながら出された手のひらには……。
「コ、コオロギ?」
透の小さな手のひらには、秋にお馴染みの昆虫がいた。
「なんだよ、それ、どこにでもいる虫じゃん」
俺はなんだかどっと疲れて、そのままぼふっとベッドに倒れこんだ。誰かに見られる危険を犯してまで二階からこっそり来た理由が、その辺にいる昆虫を見せるためだなんて……。
アメリカで博士号だかとってるという神崎博士のツボは凡人には分かんねー。
「どこにでもいないよ、ねぇ祥くん」
「どこにでもいないって……俺にはフツーのコオロギにしか見えねーよ。なに?それが喋ったりすんのか? だったら流石にびっくりするけど」
最後の方は我ながらあり得ないことを。ファンタジー映画かよっ。
俺はちょっとだけ喉を鳴らして笑いをこらえた。透はそれに反応するでもなく、なんだかぼそぼそと呟いている。なんだよ、無視かよ、あ、虫だけに?
「ぶふっ!」
ちょっと堪えられなくなって吹きだしてしまった。俺のギャグセンスはやっぱ素晴らしいぜ。ベッドにひっくり返ったまま自画自賛していたら、透の声がした。
「いいから、大丈夫だよ。祥くんは大丈夫」
「何言ってるんだって、透、お前いいかげんに──うあっ」
いいかげんにしろ、と言葉を最後まで言うことができなかった。
だって今、頭の中で黒板がっ黒板が爪でっ引っ掻かれてるのっっ!!
「ちょ!! やめ!!」
両手で耳を塞いでも、大きさなんか微塵も変わらずその引っ掻き音は続いた。これ、一体なんなんだ?!
「……ってことなんだって。分かった?祥くん」
透の声が聞こえたと思ったら、その黒板引っ掻き音はピタリと止んだ。
「あ?……はぁ?」
自分でも間抜けな返事だとは思うが、何が起こったのかさっぱりな状態なんだから、返事としてはこれでオッケー。
透はぷくっと頰を膨らませた。
「なに?聞いてなかったの?もう!」
ごめんね、もう一回話してくれる?と透は誰かに言っていた。まって、それ、お前手のひらに言ってんの?
と思ったら、また引っ掻く黒板が!(もう例えもめちゃくちゃだ)
「ちょ!やめろばか、やめろって」
ピタリ。
俺は両耳を塞いだまま涙目で叫んだ。
「祥くん反応良すぎ。そんなにうるさい?」
「ばか、逆にお前はなんでしれーっとしてるんだよ」
あれ、そういえば。透はそんな顔してちょっと上目遣いになると、また手のひらにこそこそ話しかけた。
俺は慌てて耳を塞いだ。だって、絶対あの音がするよね?!
「はうぁ!」
くう〜っ!案の定、頭の中で黒板がキーキー鳴りだした。もうなに、今日は俺、厄日なのかよっ!星占いの順位は悪くなかったぞっ。
「祥くん、祥くん」
「んあ?」
耳を塞いで、両目をぎゅっと瞑っていた俺を透が揺さぶる。あ、もう黒板、鳴ってない。
「ごめん、祥くん。あのね、本当はこの子にお話ししてもらおうと思ってたんだけど、祥くん反応良すぎみたいだから、僕が説明するね」
なにが起こっているのか全然理解できていない俺に、透はえへへと笑った。なんだ?俺はちっとも面白くないんですけど。
「あのね、実はこの子のお姉さんが、神さまの供物にさせられそうになってて、それを助けられる人を探しに来たんだって」
言って透は、手のひらを俺に向けた。そこにはちょこんとコオロギ。
お姉さん。
コオロギのお姉さん。
「いやいやいやいや」
俺は片手を顔の前でぶんぶん振った。
「マジで黒板を引っ掻くような音にしか俺には聴こえないんだって。なんの超音波だよ。お前は天才だから100万歩譲ってコオロギの超音波な言葉がわかるとしてもだ、一般人の俺が同じように分かるとなぜ思う。無理やりすぎだろそれ。いや、そもそもだな、言葉が分かったとして、本当にその虫を助けに行きたいって言ってんの、お前」
俺は思わず一気に喋った。
ゼーゼーしている俺に、ちょっと眉を寄せて困ったような顔をした透が言った。
「黒板を引っ掻く超音波? うわぁ…それは僕も嫌だなぁ。でも、この子の声は少し高いかなーって思うくらいだよ。僕、お笑いのピンクのおばさんの笑い声くらいかなって思ってたもん。祥くんの耳の方がおかしいと思う~。あとね、ちゃんと日本語だし」
はい? 俺が聴いてるような音を透は聴いてない?
でもって、これが日本語話してる?
「いや、いやいやいや」
俺はさっきと同じ台詞に、同じ動作で全否定した。黒板引っ掻く音が何語だって?
俺は、はーっと息を吐いた。
「お前には超音波に聴こえてないのは分かった。じゃあ、もうそれでいいや。あのさ、透、さっきのあいつらとのやり取りお前もここにいたけど、俺、あれでさ、ちょっと気分よくないんだよ。こんな気分じゃなけりゃ、お前の遊びにも付き合ってやる心の余裕もでるんだけどなー。今日は勘弁しろ」
とりあえずもう寝る、とベッドにゴロンとひっくり返った。
「悪いな、透。帰るときは周り、ちゃんと確認してから行けよ」
今はさ、子どもの遊びに付き合ってやれる気分じゃないんだわ、俺。あいつらにムカついて早何年。そろそろ限界かも。両手で頭を抱え、目を瞑った。
透は何も答えなかった。
あぁ、透がいる割に静かだ……なんかふわふわしてるし…雲の上にでもいるような…雲の上…え?
俺はばちっと目を開けた。飛び起きると頭が何かにぶつかった。いだい!星が、星が飛ぶ。なんだよ、壁か?違う、天井だよ。えぇい天井め、近いんだよ! …天井?!
ふわふわしてると思ったそれは、ベッドが空中でゆらゆら揺れていたからだった。
俺は下にいる透を思わず小声で怒鳴った。
「こら!ばか!何やってんだよ、降ろせ」
透はジト目で俺を見た。
「ばか? それは祥くんでしょ。ちゃんと話聞いてた? 可哀想だよね? 助けにいくよね」
聞き捨てならない台詞を筆頭に透は言いながら手のひらをゆっくりと傾けた。
「おいおい、透、透ちゃん?」
手の傾きと同じように浮き上がったベッドも傾いていく。
「落ちる、落ちるって、下に響くからやめろっ」
俺は必死にベッドにしがみついて喚いた。あぁ、またあいつらがくーるー!
「どうする? このまま落ちる? あ」
「うあっ」
俺は必死でボルダリングしてるようにベッドにしがみついていたが、あまりの傾き具合にとうとう落ちてしまった。
痛い!……あれ?
床に叩きつけられたら当然来るはずの衝撃が無かった。
俺はそろりとうす目を開けてみる。
「なーんてね。落とさないよーまだ」
まだって…。そこには、軽く手を上げたままの透がいたずらっぽくにやにやしている顔があった。
「…わーったよ。行けばいいんだな、分かったからこの体勢どーにかしろ」
俺はちょうど落下の途中で時が止まったように空中に浮いていた。ついでに空のベッドも浮いたまま。
そろそろ頭に血がのぼるから早くやめて。
「そーそ。分かればいいの、分かれば」
透はにっこりと可愛らしい笑顔でそう言いながら俺とベッドを元通りにした。
「じゃ、もう一度」
透はまたコオロギを手のひらに乗せて、俺の鼻先に突きつけようとしたので、それは丁重に断った。
天才と何とかは紙一重という言葉がさっきから俺の頭の中で飛び交う。
「い!」
お断りしたはずなのにコオロギが話し始め?て、また黒板引っ掻き音が鳴りだしたので、俺は慌てて手をぶんぶん振って制止した。
「いい!もう喋るな! だから行くって」
お願いだから、もうやめて。
ぜーぜーと肩で息をしながら、そういえば、とふと考えた。さっきからドタバタしてるはずなのに、あいつらなんで来ないんだろう。
「大丈夫だよー。今この部屋の声や物音、外に聞こえなくしてるから」
透はにっこり笑顔でそう答えた。だからなんで的確に心の声に答えられるんだよ。
そもそも聞こえなくしているって……。あぁっもう!
どうやってそうしているのかなんて、きっと聞いても分かんない。だからあえて聞かないが、まったく侮れない不思議っ子だぜ。
ちっぽけな年上のプライドが壊れないようにしつつ、立ち上がって勢いよく窓を開いて、俺は言った。
「あ、ちょっと待て、靴がねぇ」
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