最後の情報戦2
ヒキコモリーヌは後日「メディアの天敵」と呼ばれたのはコウメイが自身を軍師的役割の存在と考え、あまり表に出たがらず、その功績の多くが彼女の名声となった、確かにそれは一面の真実です。
しかし、かの彼女の広い視野で物事を考える能力は指揮官として十分な能力を持っていました。
そして、彼女は女性であるがゆえに、同じ女性であるサン、ムーン、マーズと共にいる時特別な力を発揮しました。
コウメイがストレスでダウンし、一時的に彼女らの情報戦線はほころびを見せました。
それに気づいたネットに詳しいコメンテーターコメつきなる者が功名心を求めて大衆に迎合し外国人排斥の発言を活発に行い、返す刀でひだまりの政府をコテンパンに批判しました。
ちなみに、このコメつきなる者はガチスやデンゲルが隆盛の時にはひだまりの民を片っ端から批判し、悦に浸っていました。
ついたあだ名は「ガチゲルコメつき」そんな彼を見て女性陣はぷんすかぷんすかです。
普段は温厚な女性陣たちが今までの大人しさや慎重を脱ぎ捨てて「ガチゲルコメつき」を攻撃しました。
まず、温厚なはずのサンは犬好きの仲間を集めて彼の過去の悪行をバンバン発信していきました。
正直、法律的にかなり際どいとこまで書いていた場合もありましたが、「ガチゲルコメつき」も品行が悪かったので泥仕合になりました。
そしてムーンは彼女が持つ独特の情報勢力把握能力を使い、彼の弱点を見出し攻撃するように仲間に伝えました。
彼の弱点はお金に汚いことと一見もっともらしいことを言っているのですが、専門的な事になると途端にメッキがはがれてしまうことです。
彼のお金に汚いということをヒキコモリーヌを通じて財界やメディアや徴税機関に伝えることで彼にダメージを与えていきました。
一見理論的と思われていた「コメつき」も様々な弱点を突かれて評判を下げていきます。
でも彼は面の皮が尋常以上に厚いのでまだ頑張ってます。
この話の続きは次回に持ち越します。
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