閑話休題 孫子準備体操編1
これから、6人組が自分達の生存権の確立と強大な国家連合との壮絶な情報戦を行う話が予定されています。
でも、その前にこの小難しそうな話をする前の知的準備運動を読者の皆様にしてもらおうと思い、今回のお話を準備しました。
ぶっちゃけた話をすると作者もあまり面白くないだろうし、読者様も減るだろうなという内容にここまでお付き合いいただいた大切な皆様に少しでもお礼をしたいと思いました。
そこで、皆様がすぐに活用できそうな内容の孫子紹介と日本人としてきっと知っておいた方がよい戦後の歴史から現在までの流れを書くことにしました。
なお、この内容の監修は私、馬の骨の他にフウイ、コウメイ、マーズの男性3人と紅一点で行いました。
前説として話をしますと孫子とは簡単に言えばじゃんけんです。
グーとチョキとパーがあってグーで勝つといろいろと価値のあるものが沢山もらえる、負けると失うそんな感じです。
引き分けはほとんど損のない場合から痛いかなと思う損までいろいろある感じです。
さて、この話の主人公は「日本」君です。
昔は「大日本」と名乗っていましたが、やんちゃしたということでぼこぼこにされてしまいました。
そして、その後に約束をしました。
日本君はこれからグー禁止な。
それともし日本君がグーを出すそぶりを見せたら他の人は日本君の腹にグーパンOKな。
こんな決まりがあり、日本君はすっかり大人しくなりました。
その一方でじゃんけんのルールが変わりました。
昔はグーで勝利すると沢山宝物がもらえたのですが、あまりにグーが強すぎるために宝物を壊す事態になりうまみが少なくなりました。
そして、負けるとグーを食らった時に病院行きになることが頻発、治療費がバカにならない位になってしまい保険を掛けたのですがこれがまた地味に痛い出費でした。
というわけで、グーやパーではなくチョキを出すことが流行りとなったのですがこれもまた地味でうまみが少なく、いやがらせ位しか意味がないので割が合いませんでした。
そのように世界が変わる中で日本君は主にパーとチョキに力を入れましたが、あまりじゃんけんを頑張るとグーを出すと誤解されると思ったので、別の手を使うことにしました。
それはじゃんけんをしないという選択です。
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