第253話 フウイのネット対策案(2)
表現の工夫についていえば、「動詞」や「形容詞」についても注意が必要です。
特定の勢力の生存権を脅かす表現、財産権や商業権に関わる言葉をネットで使うときにも格別の注意が必要です。
読者の皆様で息苦しく感じた方もいるかも知れません。
が、我慢してください。
蟲毒にはまり、かつての仲間たちの間で内ゲバが起こり、見苦しい争いが今起きているという現実と向き合ってください。
それと炎上商法で名をはせている人々や集団からも距離を置くことをお勧めします。
彼らの背後には弁護士や行政などで発言力を持った味方が沢山います。
例え、数千人賛同者がいても、それが素人だった場合、裁判や条例などの法律、またメディアを使った情報戦でコテンパンにされる可能性があります。
実はSNSは以前ほど自由でも使いやすくもありません。
もし、情報を伝達するのであれば今でもきわめて有効的な道具ですが、特定の人や思想を批判したり、負の感情に訴えるにはリスクの大きい道具となっているという事実を強く認識すべきです。
そして、フウイは強く言いたいことがあります。
今回、不幸にあった人々はもともと多数派、大軍でした。
実は無理に相手のテリトリーで戦わなければ、方法はいくらでもあったのです。
そして、島津いろは歌にもあるように、「少数とて侮るな」の言葉に従い、必死な相手は相手にしない、あるいは万全な状態でのぞむことが重要です。
それにいろは歌の「敵から学ぶ」という助言からも弁護士から学ぶことのできる点があります。
次はその点から考察したいと思います。
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