第4話
お母さま!!
私は4歳となりそれなりに出来る子になっていた。
どうしたの?
私の可愛いエルサ。
私ご本が読みたいの!
エルサは本が好きねー
では父上の書斎に行きましょう。
ありがとー
お母さま!
あなた、入ってもよろしいかしら
かまわん
どうしたのだ?
エルサがどうしてもあなたの書斎の本が読みたいと
お父さまいいですか??
仕方のない子だ
私を抱き上げ本を選ばせてくれる。
最初お願いした時は理解できないだろうと笑われたが今は神の子だと使用人達は言うし両親も私のお願いを聞いてくれる。
本を読んでいるとリンゴーンと時計が鳴る
エルサそろそろお勉強の時間だぞ。
はーい!
お父さまご本ありがとうございました。
お礼を言ってメイドと書斎を後にする。
この世界の歴史や文化を知れる本や勉強は
私の命綱のようなものだ。
勉強が終われば次は剣の練習である。
最初は難色を示した母にはユアンと一緒にしたいのだと納得させた。
そのせいでユアンとは必ず剣の稽古で一緒になる事になったが傲慢な態度もわがままも言わないで頑張っているのだから大丈夫なはずだ
ユアン!!
エルサ!遅いよ!
ごめんごめん。
これ終わったら絵に付き合ってあげるから
本当??
ユアンは笑顔で稽古を開始する。
私がユアンの絵を見たのは先月のこと
ユアンの綺麗な絵を褒めてからはユアンの絵の協力者になっている。
ユアンとはこのまま良き友人ポジションをキープし
許嫁を解消して貰えたら最高だ!!
でもいつ許嫁解消を伝えようか、、、
うーん
来年の私の誕生日。
確かユアンの絵がバレてしまうはず、その日に許嫁解消を伝えユアンの絵を応援して貰えるよう伝えよう!
来年に向けてまだまだ私頑張ります!!
起きたらモブキャラってそりゃないよ ルナ @smilelife
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