第134話1月6日うぎゃあと叫びたくなるが 叫ぶと多分、戻ってこれない

病院へは行かず平日仕様

体の重さが異様で足がもちあがらなくなる


如実に怖いのは精神的な部分


日常でも突然


うわあああと叫んで

頭をぶんぶん振り回したくなる

血の気が引くのだけどやけに血流を、熱く感じる


夢もみる

絵を描いていると

周囲にうるさく色々言われる

途中の絵に、点を打ちたいのだけど頭がくらくらして打てない

回りの声に耳鳴り

それでも笑っていると

顔、ことさら頬がぐにゃぐにゃに震え、ピリピリする

うぎゃあと叫びたくなるが

叫ぶと多分、戻ってこれない

精神が壊れる


そして目が覚める


たいして生きていたいとは思わないが

精神が壊れて

施設送りになるのはごめんだ


なんとか踏みとどまる日々


手に力が入らないことがある

頭の皮膚が痛くて起き上がれなかった夜もある


何かがいよいよな気がする

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る